「自動車」「AV家電」「海外旅行」
だが今の若者にとっては、購入したこと自体が周囲から見下されかねない
、マイナスの顕示効果を含んでいるのだ。
なぜなら、それを買って自慢することに「スマート(賢明)」さが感じられないと思っているからだ。
この世代に特徴的なのは、友達とのコミュニケーションにメールやインターネット掲示板、ブログといったバーチャルな手段を積極的に取り入れたことです
例えばファッションに関していうと、「安価な割にはデザイン性の高いブランドを選んで着こなす」とか「ユニクロなんだけど、自分ならではのデコレーションをして着る」といったことが若者にとっての大事な要素とされる。つまり低価格だが、それを上回る「商品選びの賢さ」や「工夫」といったものが重要になるわけだ。『H&M』や『フォーエバー21』に代表されるファストファッションが人気を集めていたり、ユニクロの服にラインストーンを貼り付けるなどカスタマイズして着る、いわゆる「ユニデコ」(ユニ隠し)が流行っているのはその現れだ
カーシェアリングサービス
ユニクロの服にアレンジをして着たいという
外食にお金をかけるぐらいなら自宅で美味しいものを手作りしようという若者たちの「内食」ブーム
外食よりは1人でも家で鍋がいい
身体に悪いアルコールはいらない
、「阪神・淡路大震災」「地下鉄サリン事件」「いじめ自殺」「金融ビッグバン」などを経験。とりわけ「いじめ問題」は彼らに深刻な影を落とし、「目立たず、空気を読んで、できるだけ深く関わらず」暮らしていくことを余儀なくされた。彼らは、何より仲間からバカにされることを恐れ、周囲から「スマート」と思われたい願望が強いという。
嫌消費世代が買わないのは3K(自動車、家電、海外旅行)。
逆にゲーム、ファッション、食、家具インテリアなど
日常性、必需性、ローリスク性の高いモノを積極的に求める。衣・食・住が3種の神器だ
「物欲の塊」みたいな大人達が、深刻な環境・エネルギー問題と対峙しなければならない、
このとんでもない世の中を創ったのです。
彼らこそ、徹底的に変わるか早々に退場して頂く必要があると思います。
例えば、大人達はテレビをもっと売りたいと言っては、大型液晶だの3Dだのと色々やっています。しかし、若者が見たいのは「お笑い」、スマホの画面で十分なのです。「若者に車を」という事で、今年はスポーツタイプの車が色々出る様ですが、喜んで買うのは昔を懐かしむ大人達だけです。そしてこのミスマッチは、たとえ景気が回復したとしても、全く変わらないだろうと私は思います。
別に「本当は買いたいのに我慢している」訳ではなく、むしろ「そんなものを買うのはカッコ悪い」とさえ思っている様です。どうやら、「物質的な豊かさ」といったこれまでの価値観から卒業してしまった様なのです
今の東京の若者が車を欲しがらないなんて誰でも分かることだ。あんなに公共交通機関が発達しているのだから、駐車スペースもなく税金もかかる車を買わないのは極めて合理的だ。(そもそも平均的な若者が買うことはない高級車を除けば)車のステータス効果はもうない。こんなものを取り上げて若者の消費欲が下がっているなんていうのは、若者を何も知らないといっているのと同じだ。
消費社会について分析したジャン・ボードリヤールは、「消費はもはやモノの機能的な使用や所有ではない。」とはっきりと述べています。人々が物を消費するという理由には「私って他の人と違ってちょっとはイケテルでしょう?」という人々から承認されたいという、自己顕示欲があります。では、この自己顕示欲が今の若者にはなくなったのか? と言うと、「とんでもございません!」と私は言いたいのです。その自己顕示欲を満たす行為が、「車を買う」ことではなく、「言葉を発する」ことになってきているのです。
物質空間が、インターネットによって情報空間に拡張されていない時代には、自らのセンスをアピールする方法は、誰からも見られる「モノ」に求める必要がありました。
車や家や服などはわかりやすい、アピールポイントになるわけです。みなさんも記憶にありませんか?
中高と、制服指定の学校に通っていると、自分のセンスをアピールするために、指定された制服の中で少しばかりの差を周りとつけて、「イケテル」奴と認定されるゲームに参加しませんでしたか? このような心理は消費生活の至るところで発生していて、車であっても、微妙に差をつけることで、自己顕示欲を満たすことがおもしろい時代があったわけです。それが高度経済成長を牽引したとも言えましょう。
しかし、私たちは今、その「自己顕示欲」を「モノ」に求めなくなっているのです。
「評価」の可視化です。「いいね!」「フォロワー」「ブックマーク」、人々の頭の中味について、互いに批評し合うような、道具が揃えられつつあるわけです。ここで熱狂できる人々は、もう「車」には興味がないわけです。
「嫌消費」「嫌車」「嫌住宅」「嫌婚」、
最近の若者の嫌消費は、企業と若者の関係は「保有」から「利用」という形になったことにある
」「年収300万円の若者に家も買え、車も買え、結婚もしろ、子どもつくれ、なんて誰がいえるのか」
嫌消費時代を牽引するのは「スマート消費」
欲望むき出しといってもいいアメリカでさえ消費行動に変化が起きているといいます。今は日本のバブル後の消費行動がかっこいいと思っていて、日本に学べ、ともてはやされていると聞きました。
液晶テレビはどんどん値下がりしていますが、若者のうけはイマイチだそうです。若者が好きなのは、お笑い番組。高画質で大きな画面は必要ない。ワンセグで見ればいいと思っているからです。「自分たちの気持ちを代弁してくれるもの」「他人にスマートだと思われるもの」を買いたいので
若者世代はクルマを買わない、海外旅行をしない、飲みに行かない
終身雇用と年功序列賃金体系が崩壊しつつあるために、今後も賃金が上昇し続けるとは考え難い状況です。当然、収入のピークは低く見積もらざるを得ず、親世代よりも生涯年収は低くなると予測されます。さらに、平均寿命は延び、医療費の個人負担などの上昇も考えられるため、生涯の支出は増加することになるでしょう
「アルコールは赤ら顔になるから飲みたくない」、「化粧水に1000円以上出すなんて信じられない」、「大型テレビは要らない。ワンセグで十分」、「デートは高級レストランより家で鍋がいい
構造的な要因としてあげられるのは、将来が不安、収入の見通しがよくない、低収入層が増えている、の3つである
彼らは、節約すること、待って安くなってから買うということが既定値である
共通の世代意識を共有している。「自分の夢や理想を高望みして周りと衝突するより、空気を読んで皆に合わせた方がいい」、と言う意識だ。この意識の背後には、児童期のイジメ体験、勤労観の混乱や就職氷河期体験によって植え付けられた「劣等感」があるようだ
説得のキーワードは「スマート」
1]自分の趣味に合って、[2]節約に貢献してくれて、[3]皆から利巧と思われることである
ただのケチではない、「クールな消費者」としての新しい日本人像が生まれている
「低燃費の消費スタイル」
自動車を所有していることは、男がモテる条件ではなく「見捨てられる条件」にさえなってる。自動車の高いローンや維持費にコストをかけるなら、デートやプレゼントに金を使って欲しい
嫌消費世代の特徴「ブランドよりも安い通販服を買って、ストックせずに季節ごとに買い換える」「クーポンが無いとカラオケやレストランに行かない」「外食より一人で家で鍋が楽」
日本の20歳~69歳までは7世代に区分される。
①焼け跡世代②団塊世代③断層世代④新人類⑤団塊ジュニア⑥バブル後世代⑦少子化世代
「親の世代はオイシイ思いをしてきた」と思う傾向あり
「②他者志向」人間関係を広げたい、人の役に立ちたい、親の老後も考えたい、などの意識が高い
「親よりもグーグルの情報が信頼できる」
崩壊前は勤勉性がバカにされた。コツコツ働くよりも消費や投資が支持された。
しかし崩壊後、「清貧の思想」が流行りだす。世間の価値観が180度変わった。
商品カテゴリーから見ると、衣・食・住に関心が高い。すなわちファッション、食、インテリア。対して自動車・家電・海外旅行への関心が低い
環境問題に関心が高く、ゴミが増えると思ってしまう
大量消費というものに抵抗を覚えてしまうのです
モノで満足感を得るという体験が少ない分、ほかの満足感を追求するひとが出て来ています
車に乗らない。ブランド服も欲しくない。スポーツしない。酒は飲まない。旅行しない。恋愛には淡白。貯金だけが増えてゆく
こうした変化は成長、そして成熟の帰結だ。我々は次の社会モデルを模索しなければならない時期に来ている
「足るを知る経済」哲学