3月30日、私は仕事がお休みでした。

そしてこの日の午前中に、里川でアマゴが放流されるとの情報を得た私は、その事が気になって気になって…






午前9時半

嫁様に「ちょっと放流の様子をのぞいてくる。」と言い残し、里川へ向けてスクーターで出発。




午前10時半

里川に到着。橋の上から見ると、辺りには放流を待つ多数の釣り人が、既にそれぞれの場所を陣取っていた。





午前11時

漁協の皆様の手によって放流が開始された。

姐さんが先頭に立ち、ビシバシと周りに指示を出す。

その姿は迫力満点であり、辺りには一瞬にして緊張感が漂う。





姐さんの元へ駆け寄り、

「チィーッス!なんか手伝いまひょか?」

と申し出たが、

「(釣り人のアンタらはお客さんなのだから)そんなのかまわん、かまわん!」

と仰られたので、お言葉に甘えて放流作業を間近で見学させて頂く。



そして私は、当然しっかりと抜け目なくタックルを持って来ていたので、

「んだば、ちょっとばかしやってみるべぇ〜」

と、釣り支度をしようとした。

そんな私の目前に、この里川での新キャラである"長老"が現れた。


一見するとただのチープな竹の棒のような杖をついた長老は、

「ワシが若けぇ頃にゃ、1日に250匹も釣ったモンだ。あの頃は川に魚が、そりゃあ多くてのぉ〜。」

といった感じで、昔のお話を色々と語り始めた。どうやら長老は、釣りの方も達人の域のようであった。

ただの杖代わりに見える竹の棒も、おそらく元は名だたる銘竿だったに違いないと、私は想像した。


しかし、私が長老と絡んでいる間に、他の釣り人達はさっそく放流ポイントに入り、釣りを開始し始めた。

長くなりそうなこの状況に、内心では少し焦りつつあった私だが、こういう時にはやはり焦りは禁物。それに長老のお話を聞ける機会など皆無。ここは焦らず、じっくりと行くことに。

だが、上の画像を拡大していただくとお分かり頂けるかと思うのだが、長老のズボンのチャックが全開だったのが終始気になって仕方なかった。だが、そんな些細な事はこの際目をつぶろう。



そして会話の最後に、長老は私にこう言った。

「ええか。奴ら(アマゴ)は、しも(下流)へ行くんじゃ。鮎は、かみ(上流)へ向かうが、奴らはしもへ行くんじゃ。これは何処の川へ行っても同じ事じゃ。それを忘れるな‼︎」と。


私は、

「オーケー!👍Thanks長老‼︎🫡 」

と、心の中でそう呟き、長老に別れの挨拶を告げ、そしてフィールドへと向かった。





午後12時半過ぎ

周りの釣り人に遅れて、ようやく釣りを開始。

相棒は今日もズームサファリ。先日購入してから未だに魚をかけたことすら無いので、早いとこ魚を釣って入魂したいところだ。





この日の釣り区間はリリース専用エリアでは無く、匹数制限内なら持ち帰りはOK。

焼き魚が大好きな私の子供がアマゴを食べたがったという事もあり、いつもはキャッチ&リリース専門の私だが、マイルールとして今日だけは一年に一度の家族で食べる分だけキープDayとすることに。それゆえに今回はトリプルフックのルアーを使用した(ルールでOK)。

今季は未だにノーフィッシュの私だが、家族の為に望みだけは高く持ち、3〜4匹を釣って持ち帰る事を目標に掲げた。







エサ釣り師が多数いる中、邪魔にならない場所を見つけてルアーをキャストしていく。

そして、先日の解禁日に一緒に釣りをさせてもらったアンチャンが教えてくれたような、好条件の重なるポイントで、アマゴがHIT‼︎





午後1時13分頃

やった‼︎ やっとオイラにも釣れたよぉ〜😂

なんとか今季初のアマゴGET✌️










その後、同ポイントで立て続けに二匹目がHIT‼︎











ど、動画…







午後1時19分頃

よっしゃ!二匹目GET‼︎





これで子供と嫁様の食べる分はキープ成功。

さすが放流直後とあり、出だしから好調。あとは自分の食べる分をGETするのみ。

「ちょっと放流の様子を見てくる。」と言って家を出て来ただけに、あと一匹もサクッと釣って、遅くなる前にササッと帰りたいところだ。



















だが、ここからが長かった。色々な意味で…















話が長くなりそうなので、この続きは次記事にて。

エブリバディ達、またよろしくお願いします😄