過去から現在までに、数えきれないほど現れたであろう数々のルアーメーカー。
その中で、私が初めて見た時から強烈な拒絶反応を示したルアーメーカーが"Mann's BAIT COMPANY"、いわゆるマンズである。
今回はその苦手なマンズに対する私の戯言である。なにしろブログネタが無いもので…。
マンズがお好きな方には申し訳ないですが、そもそも大した話ではないので、何も気にせずサラッと流し見て頂ければ幸いです🫡
星の数ほど存在するであろうルアーの中で、ひときわ異彩を放つプラグがあると…それはかなりの確率でマンズである。
名著B級ルアー列伝の常連であり、どれもこれも一目でわかる強烈な個性の持ち主。それが数あるマンズのルアーに共通する特徴だ。
創始者はこの方、トム・マン氏。
ゴツくて胸毛が濃そうで、男性ホルモンがムンムンな雰囲気であり、その辺から既に苦手な先入観を持ってしまう、根っから偏見野郎の私だ。
とりあえず手元にあるマンズのルアーを見てみる。
先ずはベビーワンマイナスだが、仕上がりはもとより、なんだか変なデザインに見えて個人的にはあまり…。使えば良いルアーらしいんだけどね。
ディープクランクも独特の世界観が漂う。個人的には、釣れそうな雰囲気はあまり感じない…
ジャンル的には地味なプラグになりがちのロングビルミノーだって、マンズ親父にかかればこの通り。
普通のデザインは出来ないものか…
前後から引けるトゥーファーなど、一体何故こんなものを商品化したのか、全くもって意味不明だ。ラトル音もカラカラとチープで、釣れる気など全くしない…
このテールチェイサーは、その形状から一見トップウォータープラグと思わせておいて、実はシンキングという変化球。これには見事にやられた…
メーカーも何も知らなかった子供の頃に初めて見て、大好きになったレロイブラウン。
これはラインナップの中で唯一のマトモ⁈なのだが、のちにこれが嫌いなマンズ製だと知った時の、私の驚きと悲しさといったら…
そんな感じで、幼少の頃からとにかく大嫌いだったマンズのルアー達。
だが気づけばいつの間にか、複数のマンズルアーが自分の手元にある。不思議なものだ…
そして、なんだかんだ言いながら、ベビーワンマイナスはカラー違いのを見つけた時も購入し…
マンズ製バズを発見した時には、そのパケに否応なく飛びつき…
キテレツルアーのトゥーファーも、出会いの機会がある度に"予備"と称し、嬉々として買い求め…
パケ入りのテールチェイサーとの遭遇時には、予期せぬ事で感涙に咽せび…
そして今は、まだ入手していない他のマンズ製ルアーを求めて…とりわけハードワームやフロッグマン等のマンズの中のスタープラグ達の姿を探しては、いつの日か手に入れられる事を夢見ている日々。そんな私である。
他のメーカーのデザインや流行りなど何処吹く風の、我が道を突き進んできたマンズ。
最初は大嫌いだったのに、その確固たる信念とアイデンティティを持つマンズの魅力に、いつしかこの私もすっかり引き込まれていたようだ。
そういえば人生で二人目にお付き合いしたあの娘とも、最初はそんな感じだったっけ。…って、トムマン親父似だったって事じゃないぞ(笑)まぁそんな事ァどうでも良い話だ。
今回はそんな感じの、私とマンズの関係性のお話だった。毎度毎度つまらない記事にお付き合い頂き、エブリバディ達どうもありがとう。
季節はどんどん春らしくなってきたし、そろそろ釣りにフィールドへ行って、釣行記も書けるようにしなきゃな。その時はマンズのルアーもひとつくらい連れて行くか😙
じゃ、今日はこの辺で。おそまつ🖐️