ブロ友さんの記事を読んで、ふと昔のことを思い出したので記事にしてみようと思ふ。









今から30年以上前…1989年頃かな⁈ とある土曜日、暑い時期の日だった。







当時の私は学生で、ある運動クラブ活動漬けの毎日を過ごしていた。



毎日毎日、平日は夜までの練習があり、日曜や祭日は他校との練習試合などクラブ活動ばかりの日々で、好きな釣りには全く行けず。


今の時代とは違い、鬼顧問からの愛のムチ😅と呼ばれる行為は日常的にボカスカと行われていて、恐怖心から辞めたくても辞められずに嫌々続けていた。




土曜日は授業が半ドンで、通常は午後1時から練習があるのだが、その日は学校行事の都合と手違いにより、午後3時まで体育館が使用できず、それまで待機となった。





いつもなら体育館が使用できる時間まで筋トレ等があるのだが、その日は何故か鬼顧問から

『体育館が使用できる時間までは、お前ら自由に過ごして良し!』

とお言葉が。






待機と知らされたのが午後1時ごろ。

練習開始が午後3時。

自由に過ごせる時間が約2時間(昼メシ時間含む)。







行ける!

絶対行ける!





(ピロテン少年の頭の中の計算)

・学校から家までチャリ全開で片道20分なので、往復40分。

・家で昼メシ準備〜食うのに最速で約10〜15分。

・家から一番近い野池までチャリ全開片道15分として、往復30分。


計算上は全速力で行くと、クラブ活動が始まるまでの約2時間の間に、自宅戻って昼メシ食って釣具持って野池行って、30分位は釣りできるはず!







そうと決めたピロテン少年。全力でチャリを漕ぎ自宅に戻り、猛スピードで昼メシかき込んで、釣具を持って再びチャリ全開で野池にGo!しました。





そして野池に到着し、慌てて釣りを開始しました。

時間が無い事に加え、超久しぶりの釣りに興奮し、慌て過ぎてなかなかラインが結べなかったことをよく覚えてます😅




で、まぁ当然のように全く釣れず、あっという間にタイムオーバーを迎えようとしていました。






『あーあ、もう学校に戻らなきゃ…』

と思いながら、足場の高い所から沖に向かって投げていた青いピーナッツをリーリングしていると、後方からバスの姿が!



バスは回り込んで青いピーナッツを頭からバクッ‼︎





『ウォッ‼︎』


と驚き、アワセる間もなく、バスは一瞬でピーナッツを吐き出して、悠々と去っていった…。






足場が高かったせいもあり、ピーナッツはあまり深く潜っていなかったので、バイトの瞬間が丸見えでした。




その頃の私は、ほとんどプラグで釣ったことが無く、たまにバスが釣れるとしてもワームばかり。

なのでハードルアーへのバスのバイトの瞬間を目の当たりにして、心臓バクバクの大興奮😳

あのバスのアタックして来た姿は、今もはっきりと覚えています。






そして非情にも、あっという間にタイムオーバーとなり、クラブ活動の為に学校に戻る事に。後ろ髪を思いっきり引かれながら野池を再び全力疾走で後にしました。





当時は周りの友人達から『釣れる!』と評判だった青いピーナッツ。その噂は本当だったんだと思いましたね。











そんな事をふと思い出しました。

今思えばたった30分釣りをする為に、後にハードな練習が控えているというのに、行きも帰りもタイムアタックのごとく全力疾走で…。我ながら凄い情熱でしたねぇ。ただ後先考えてなかっただけか⁈(笑)







その頃から好きだったバス釣りとF1は、今も変わらず好きなまま。まさかこの歳まで変わらず続けているとは思わなかったな😄