私は、このケビン・スペイシーを見てから、彼をミッキーちゃんと呼ぶことにした。

   

先日、ものすごく久しぶりに自分でDVDをレンタルしてきた。

会員証が2002年で切れていた、4年も前…(笑)

そんな久しぶりのレンタル屋で、ふっと目があったパッケがケビン・スペイシーの「ビヨンド・THE・シー」だ。

知ってはいたが、わざわざ借りるほどではないかなぁー?と思った…でも音楽ものには弱いので手にとってしまった。

若い人に「ボビー・ダーリン」の映画だよって言っても「ダレそれ?」とくるだろー60代のオヤジならピンとくるね。ウチのオヤジもさっ。

「マック・ザ・ナイフ」とか「スイングしなけりゃ意味ないね」とか歌ってたのね、オーケストラバックにスウィンギン♪ってな…みなさん、一度は耳にしたことある曲だとおもう。

50、60年代当時はエンターティナー・ボビー・ダーリン!って、 踊って、歌って、演じて 「オレ様ショー」がベガスで繰り広げられていた。

 

ケビン扮するボビーと、ボビーご本人!ヅラのかぶせ方までソックリ(笑)

  

でもねーこの映画、ケビン・スペイシーが、

オレが書き(脚本) オレが撮る(監督) オレが演じる為の映画でさぁー

歌もうたってタップも披露、ミュージカル仕立て(知らんかった)で、ちょいと私にはキツイところもあった。


だって、このミッキーハゲが10代から37歳までを演じるんだよ…無理だってさっ。

ケビン・スペイシーの色が出すぎで(まぁーオレ様映画だしなっ) この人は伝記映画には向かないなぁーとシミジミ思いました。