旅アルバム「世界遺産」70 オーストリア

 

 

St.Stephens Cathedral

 

シュテファン大聖堂(ウイーン/オーストリア)
〈ウイーン歴史地区〉
2001年 文化遺産

ウイーン旧市街の中心部に聳える
ゴシック様式の大聖堂。
モザイク模様の切妻屋根と
空に向かって真っ直ぐに伸びる塔が印象的です。
創建されたのは12世紀。
13世紀の火災で倒壊しロマネスク様式で再建、
14世紀にはゴシック様式に改築されました。
堅固な要塞に囲まれていた旧市街は、
オスマン帝国の脅威から逃れ、
第二次世界大戦でも致命的にならなかったため
正面には13世紀に造られた
ロマネスク様式の門を見ることが出来ます。

約107mあるという身廊は厳かな空気を醸しだし
細部まで彫刻を施された柱廊は圧巻。
主祭壇は17世紀に造られたバロック様式で、
聖シュテファノが石打の刑で殉教する
姿が描かれています。
歴代皇帝の葬儀が行われてきただけでなく、
モーツアルトの結婚式と葬儀が行われたという
逸話もウイーンならでは。

地下にはカタコンベと呼ばれる地下墓地があり、
17世紀のペストで亡くなった約2,000体の遺骨と
ハプスブルク家の心臓以外の内臓が保管されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆旅行記はこちら → トルコ+中欧夫婦旅Vol.36

 

 

 



にほんブログ村 旅行ブログ 旅日記・旅の思い出へ