カッパドキアを満喫した後はイスタンブールへ。

 

 

カイセリ・エルキレト空港はとても小さくて、国内線の出発エリアにはカフェと売店が1軒ずつあるだけ。国際線ターミナルもあり、ベルリン、デュッセルドルフ(ドイツ)、アムステルダム(オランダ)へのフライトもあるみたいです。てっきり国内線の空港だと思っていたけど、イスタンブールを経由しなくても違う国へ行ける事を知りました。

 

 

トルコ航空は1時間遅れて出発し、1時間20分でイスタンブール・アタチュルク空港に到着。宿泊ホテル『ヒルトン・イスタンブール・ボスポラス』までタクシーで45分、70TL(約1400円)。15km程と距離は近いけど、渋滞のため時間がかかります。

 

 

イスタンブールを敬遠していた私の計画は、まず安全そうな新市街の高級ホテルに滞在して様子見。

 

 

さすがヒルトン♪ボスポラス海峡(対岸はアジア側)を見渡すテラス付きのお部屋は非常に快適で、少しの不満もなく完璧です。テロがあったり、隣国で戦争していたりと、何かと物騒なトルコを怖がっていたのですが、カッパドキアでのんびり過ごせたのですっかり忘れていたという始末。

 

 

伸びきった神経を縮めて街へ繰り出しました。徒歩10分で行けるタクシム広場から路面電車に乗ろうとしたところ、よくわからないけど運休中でガラタ塔まで歩くことになったり、

 

 

帰りも地下鉄・Uバーンの切符を買えずに歩いていたら路面電車が動き始めていたとか、事前調査をしない私たちはハプニングも多いけど、何とか乗り越えます。ガイドブックやインターネットでキッチリ調べ上げて旅行に出るのは好きじゃないし、できないし。

 

 

至れり尽くせりの優雅なヒルトンホテル3泊後、旧市街のホテル『ユーロスターズホテル』に移動しました。

 

 

有名な観光地へは徒歩10分以内、路面電車駅に近く、周辺に飲食店、土産物屋、スーパーが沢山ある便利な場所に建つヨーロッパ風のホテルです。こちらのホテルも窓の向こうはボスポラス海峡♪対岸は新市街。

 

 

『グランドバザール』を目指したはずが『スパイスバザール』に辿り着いてしまい、旧市街の道路は迷路のようで方向感覚を失います。

 

 

そしてトルコ最終日は小雨。午後までダラダラ過ごしながらも、これだけは行きたいとビザンチン建築の最高傑作といわれる憧れの『アヤソフィア』へ向かいました。なのにあまり感動はなく「ベネチアのサンマルコ大聖堂の方が…」と言う生意気な私(^◇^;)

 

 

それならばと向かいに建つ『ブルーモスク』に行こうとしたら「お祈りの時間だから今は入れませんよ」と日本語のトルコ人に声をかけられて、しばしお話ししました。最近日本人観光客が少ないので嬉しくなって声をかけてしまったと、営業目的ではないですよと言うものの、私は疑心暗鬼。ちょっと話してさようなら〜。

 

カフェで時間を潰そうと歩いていると彼も同じ方向に歩きながら、「聞きたいことあったら教えてあげますよ」と再び声をかけてきたので逃げようとしたのに…、主人はタバコに火を付けてトルコリラの急落について話し始めました。私も一服したいところだけれど、ここはムスリムの国。女の私が一緒にプカプカするのは気が引けるし…、寒いし、足が疲れていてせめてイスに座りたかったので「カフェに行って話しましょう」と提案しました。

 

すると彼「近くに私の家族の店があるので、そこでチャイをご馳走しますよ」と。

ん〜どうなの?悪い人には見えないし、何かを売りつけようとしてないからただの親切なトルコ人なのかな?でもトルコ人のほとんどは絨毯屋の親戚が居るという話しだし…、と思いながら付いていくとそこは絨毯屋さんヽ(´o`;それでも絨毯を売りつけられる事もなく、トルコについて会話している中で絨毯の質問をしてしまった途端に彼の絨毯愛にスイッチが入ってしまい…。

 

 

えぇ、まぁ、結局、主人は気に入った作品があったので買いました。私は古くなってきたソファーに掛けるための物をと思ったけど、ソファーを買い直せるようなお値段だったので思い留まりましたが。本当に営業目的ではなさそうだったし、購入した20万円!?もの品物はアンティークとしての価値もあるとのことで不要になったら買い取ってくれるらしいです。品物は良さそうだから絨毯詐欺ではないと思っていますが…(・・;)

 

そーして時は過ぎ…、ブルーモスクは閉まってしまい、ついでに行きたかった『地下洞窟』も閉館。ダンブラウン著『インフェルノ』の舞台を辿ってみようと小説も読み直してきたのに、アヤソフィアしか行けなかったというオチで、やり残したことが多過ぎるため1〜2年後には再びトルコ訪問になりそうです。

 

この後、ブダペスト(ハンガリー)→ブラチスラバ(スロバキア)→ウィーン(オーストリア)と一週間ほど巡って帰国しました。食事、ホテル、観光、等々、お伝えしたい事は沢山ありますが、まずはご報告まで。詳しいお話しはいつか旅行記で…。

 

 

☆サンマルコ大聖堂 → 地中海クルーズ親子旅行Vol.24

 

 

 

にほんブログ村 旅行ブログ 旅日記・旅の思い出へ