2016.10.12 晴

ローマ近郊にあるチビタベッキア港にクルーズ船の寄港地として停泊。

以前来た時は下船場所だったため、まっすぐローマに向かってしまったから「ローマの寄港地は随分不便な場所にあるなー」と、あまり良い印象がなかった。

こんなに素敵な街だと知っていたら、1泊位すればよかったな…。

 

 

 

乗船客の多くはオプショナルツアーに参加するらしく早朝から忙しそうだけど、私達は散策を選ぶ。ローマは3回訪ねているし、往復3時間かけて慌ただしく観光するような街じゃない。その上チビタベッキアというユニークな名前が気に入ってしまった。

2世紀の始めにローマ皇帝・トラヤヌスが建設した港だとか…。歴史を知りたくても、ガイドブックに載ってない街だ。

 
 
 

銃を持って武装した兵隊さんの写真を撮ったら、歩み寄られ消せと言われてちょっと怖かったけど、治安は良さそう。

4000人規模の大きな客船が入っているというのに観光客の姿は少なく、のんびり歩いていると日本人を発見♪

 

 

ハセクラツネナガさん、伊坂幸太郎著『オーデュボンの祈り』にも登場している仙台の有名人。1613年、ローマ法王に謁見するために仙台藩・伊達政宗が派遣した慶長遣欧使節団の責任者で、日本人がヨーロッパの国に赴いて外交交渉をした初めての人。

 

 

そして豊臣秀吉によって長崎で磔の刑に処された26人のカトリック信者が祀られる『日本聖殉教者教会』もあり、和服のマリア様が描かれているというので向かってみたら、CLOSE。この街に残る日本人の影を知ってまた訪ねたい街になった。

 

 

 

海を眺めていたら、ラテンなお兄ちゃんが自作のCDを売り込んできたり、

 

 

カフェでサングリアを注文したら、まさかのビッグサイズ!

 

 

有名な観光地も魅力的だけど、青い海、青い空にヤシの木が盛り、要塞や城壁が残る地中海らしい風景を堪能できる、こんな小さな街でのんびり過ごすのも楽しい♪

 

 

船はトスカーナの港町リヴォルノへ向かう。

 

 

 

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