勉強・スポーツと何をやってもできない、ダメ少年の「のび太」。
ガキ大将の「ジャイアン」や、嫌味な「スネオ」にイジメられたり、憧れの「しずか」ちゃんにも嫌われたり・・・
そんな彼の前にある日、22世紀から来た彼の孫の孫「セワシ」と、ネコ型ロボット「ドラえもん」が現われる。
彼は未来でも何をやってもダメで、自身で作った借金が原因で、セワシの代まで迷惑を掛けていたのだった。
そんなのび太の未来を変えるために、タイムマシンに乗ってやって来た2人。。
「ドラえもん」をのび太の世話係として、そばに置こうとするセワシだが、当のドラえもんは全く乗り気でない。
そこでセワシはドラえもんに「成し遂げプログラム」をセットして、のび太を幸せにしない限り、22世紀に帰れなくしてしまった。
こうして、のび太はドラえもんと暮らすことになるが・・・
のび太がしずかちゃんに好意を抱いていることを知り、しずかちゃんが結婚できる明るい未来を実現させる。
そのため次々と「ひみつ道具」を使って、のび太を助けてあげるドラえもん。
果たして、のび太はダメ人間から卒業できるのか・・・
そして、のび太の将来の行方は・・・
誰もが一度はマンガを読んだり、アニメを観ているまさに「国民的マンガ」の「ドラエもん」。
作者の「藤子・F・不二雄」さんの生誕80周年を記念して製作されたそうです。
のび太とドラえもんの出会いから始まり、ドラえもんが未来に帰ってしまう・・・というシーンまで。
「ドラえもんが未来に帰る」っていう、エピソードはいくつかあるらしいですね。
私も子供の頃、もう40年近く前になりますが、コミックかなんかで読んだ記憶があります。
本作での、2人の別れのシーンは、分かってても泣けますね。
のび太が頑張りました。
「ドラえもん」シリーズでは初のフル3DCGのアニメーション。
ディズニー作品みたいなタッチの絵で、最初はちょっと違和感も感じましたが。
のび太の結婚前夜、ドラえもんとの別れなど、よくまとめられたストーリーでした。
また、秦基博さんの主題歌もよかったですね。 ★★★★