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舞台は19世紀末、世界各地では連続爆弾テロをはじめ不可解な事件が続発し、不穏な空気に包まれていた。
 
そして、オーストリア皇太子が自殺する事件が起きる。
 
シャーロック・ホームズ(ロバート・ダウニー・Jr)は自殺ではなく、皇太子が暗殺されたと推理。
 
しかし、ホームズの前に立ちはだかるのは、高名な数学者にして天才的犯罪者ジェームズ・モリアーティ教授(ジャレッド・ハリス)だった。
 
そんな世界の一大事を前に、助手を務めるはずの親友ワトソン博士(ジュード・ロウ)は、愛する新妻メアリーと新婚旅行へ旅立つ。
 
ところが、そんな幸せな2人はモリアーティ教授に狙われるが、ホームズの機転で間一髪救われる。
 
やがてホームズとワトソンは、事件のカギを握る謎のジプシー占い師シム(ノオミ・ラパス)と協力し、モリアーティ教授の恐るべき陰謀を阻止すべく行動を開始する。
 
 
果たして、2人は世界の平和を守れるのか・・・
 
そして、ホームズとモリアーティの闘いの行方は・・・
 
 
 
R・ダウニー・JrとJ・ロウがシャーロック・ホームズ、ジョン・ワトソンにふんするアクション・ミステリーの第2弾。
 
おなじみのコンビで、原作のイメージは「謎解き」ですが、本作はまったく違う「アクション映画」になってます。
 
そのアクション度合いも前作以上となっており、大掛かりな「アクション大作」ですね。
 
完全にあのシャーロック・ホームズの世界観を覆しています。
 
 
で、今回の敵役は、ホームズの宿敵のモリアーティ教授。
 
なんと、世界中で起こっている重大事件の大半は彼の仕業という設定で、そのモリアーティが世界大戦の勃発を目論見、ホームズとワトソンが阻止しようと戦うという、なんとも世界規模の話になってます。
 
 
一方、ホームズがワトソンに抱く友情というか、親愛の情が見てて、微笑ましくも描かれています。
 
「そんなにワトソンのことが好きなのか?!」ってくらいで、ちょっと異常です(笑)
 
 
このホームズのワトソンへの「愛情」がある限り、第3段もありそうですねぇ。★★★