昭和34年の春、東京。
鈴木オートにまた新しい家族が増えることに。
それは事業に失敗した親類からしばらく娘を預かって欲しいと頼まれ、則文(堤真一)が快諾したのだった。
しかし、その娘・美加は根っからのお嬢さん育ちで、下町の鈴木家での生活に馴染むことができなかった。
妻のトモエ(薬師丸ひろ子)や六ちゃん(堀北真紀)、そして同じ子供の一平にも反発してしまう美加。。。
一方、小説家を目指す茶川(吉岡秀雄)は、淳之介(須賀健太)と変わらず同居を続けていた。
大学の同窓会で肩身の狭い思いをして、また想いを寄せるヒロミ(小雪)にもプロポーズもできない茶川。
そして日々の生活にも窮する茶川に対し、実の父親である川淵(小日向文世)は再び淳之介を引取ると申し出。
その川渕へ、「人並みの生活ができるよう証明する」と宣言した茶川。
彼は一念発起して、とうにあきらめていた芥川賞を再び目指すべく、新作を書き始める。。。
さて、鈴木家のみんなと、美加との仲は・・・
そして、茶川は芥川賞を獲得し、淳之介をともに、またヒロミと再会できるのか・・・
第一作の「ALWAYS 三丁目の夕日」は大ヒット。
で、今はさらに5年後を描いた第三部、「三丁目の夕日’64」が公開中ですよね。
残念ながら新作は観に行けませんので、先日テレビ放送していた第二作を観ました。
この作品も、昭和30年代の東京の下町を広大なロケセットと最新のVFX技術を駆使して再現しています。
当然、私はまだ生まれておりませんが、「懐かしさ」」を感じ、「こんな感じだったのかな」とか思いました。
今作も泣かせますね。
茶川のヒロミへの想いを込めた小説しかり、ラストの美加が両親と暮らすために鈴木家と別れをするシーン。
いい作品でした。 ★★★