2012年、売れない作家で、今はリムジンの運転手でもあるジャクソン・カーティス(ジョン・キューザック)。
離婚後、彼は別れて住む子どもたちとイエローストーン国立公園へキャンプに出掛けていた。
キャンプを楽しむ彼らだが、偶然湖底に沈む巨大な研究施設を発見する。
そこで、政府の奇妙な動き、そして地球に滅亡の危機が迫っていることを偶然知ってしまう・・・
この危機から逃れる手はないものかと模索するジャクソン。
しかし、すでに様々な自然災害は地球上の至るところで起こり始めていた・・・
その3年前の2009年、太陽の活動が活発化し地球の核が熱せられた結果、2012年には世界は終わりを迎える、この驚愕の事実をいち早く予測した地質学者エイドリアン(キウェテル・イジョフォー)。
彼はすぐにアメリカ大統領の主席補佐官にこの予測を報告。
やがてアメリカ大統領のウィルソンは、イギリス、ロシア、フランス、ドイツ、イタリア、インド、日本の首脳を集め、そのことを彼らに報告。
先進国は極秘で、世界各地の歴史的な美術品をひそかに偽者とすり替え運び出し始め、また、人類を存続させる一大プロジェクトを極秘に進めるのだった。。。
果たして、古代マヤ人が2012年に訪れるとしていた世界の終末は本当に起こるのか・・・
そしてジャクソンたち家族の運命は・・・
言わずと知れた「インデペンデンス・デイ」「デイ・アフター・トゥモロー」のあのローランド・エメリッヒ監督のディザスター・ムービー。
古代マヤ人が残したマヤ暦による、2012年12月21日から23日に迎えるとされる終末論を題材に、世界中で地震や津波などの大災害が起こる中、必死に生き延びようと国や人類の姿を描く。
いやぁ、ある意味ほんとに超大作でしたね。
158分の上映時間、これでもかと大地震・火山噴火・地割れ・大津波などあらゆる自然災害のオンパレード。。。
この大災害の中、クルマ・果てはジェット機まで操り逃げ延びるジャクソンたち・・・
ラスト、アフリカ大陸に逃げ延びた残された人類たち。
そこは約540万年前、最初の人類が誕生したとされる大陸。
ここからやり直そうというメッセージでしょうか。。。
最新のCG技術による迫力ある映像、これはスクリーンで観たら迫力あったでしょうね。★★★
しかし、ここまで来たら次はどんな作品を作るんでしょうね、エメリッヒさん。。。