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歴史学者にして冒険家のベン・ゲイツ(ニコラス・ケイジ)

そのベンの元に、ウィルキンソン(エド・ハリス)と名乗る怪しい男が現れる。

彼はリンカーン大統領を暗殺した人物の「日記」の一部を持っていると言う。

そこにはベンの祖先トーマス・ゲイツの名が記されていた。。。

衝撃的な新事実はマスコミに知られ、ゲイツ一族には「リンカーン大統領暗殺者の子孫」という汚名が着せられてしまった。。。

この「リンカーン暗殺者の日記」からは1ページが破り取られていて、そこには何が書かれていたのか?

ベンは祖先の無実を証明するため、天才ハッカーのライリー(ジャスティン・バーサ)、そして破局寸前の恋人アビゲイル・チェイス(ダイアン・クルーガー)を口説き落とし、また暗号解読の専門家で父親のパトリック(ジョン・ヴォイト)と共に「日記」に秘められた謎を解こうとする。。。

アメリカ・ワシントンを皮切りに、ニューヨークの自由の女神から、果てはパリ、ロンドンと世界を舞台に冒険を繰り広げるベンと仲間たち。

果たして、「日記」の1ページには何が書かれていたのか・・・
そして、ベンは一族の名誉と尊厳を取り戻せるのか・・・



アメリカ大統領、リンカーン暗殺事件は実際に起こった事件で、未だに多くの謎があるという。

実際のリンカーン大統領暗殺事件は、南北戦争の末期、1865年4月14日の金曜日(聖金曜日)午後10時ごろに起こった。

リンカーンはワシントンのフォード劇場という映画館で妻メアリーらと「われらのアメリカのいとこ」という映画を観劇中にジョン・ウィルクス・ブースという男に銃で撃たれた。

当時、南北戦争では南部連邦はすでに崩壊寸前で、南部の人の多くが敗戦を予期していたが、ブースだけはまだまだ諦めきれず、リンカーンと副大統領、国務長官の暗殺に成功すれば合衆国政府は混乱し、再び南部連邦が主導権を握り返せると本気で考えていたという。

この作品はそのブースの日記をモチーフに作られた冒険アドベンチャー。

歴史に隠された真実を求めるため、ベン・ゲイツが再び世界を股にかける。

第1作ではアメリカの「独立宣言書」を盗み出し、今作では歴代の大統領しかその存在を知らないという「大統領秘密文書」を手に入れようとする。。。

天才歴史学者であり冒険家のベンは、まさしく現代に甦った「インディ・ジョーンズ」ですね。
(って、インディ・ジョーンズもこの夏、復帰しましたね)


次から次へと、謎とアクションが巻き起こるこの作品、頭の回転が速いけど、ちょいボケたところもあるベン・ゲイツは、すっかりN・ケイジの当たり役となりましたね。

しかし、N・ケイジはこの作品でもゴールデンラズベリー賞のワースト男優賞にノミネートされたという。

このあたりも、彼らしいですね(笑) ★★★