最高の三日間でした。
ああ、書きたいことは山ほど。
でも、なぜか今週は超多忙 (@_@;)
ゆっくりと、この三日間を振り替えれる日まで
記憶を熟成させときます。
しばしお待ちくだされ~。
最近、会社に居づらい。
仕事内容がどうこう、ということではなく
また、私がリストラ対象になっている
ということでもなく
いじめにあっている訳でもない。
所員との価値観の差が
ものすごく気になるのである。
先月、所内の新年会で
とある話題が延々3時間も続いた。
2人の上司と楽しんごちゃんが
昨年入社した新人くんの人間性について
あれこれ指摘しては、笑いネタにしたのである。
確かに新人くんは
いささか覇気がない、と思う。
入社当時は “落ち着きがある人” だと捉えていたが
それはどうやら違ったらしく
単に口数の少ない人だということが
9ヶ月経ってわかってきた。
物覚えは悪くないのだが
段取り下手で仕事が遅く
しょっちゅう上司に叱られている。
まだ仕事に慣れていないから
何をどうしたらいいか
頭の整理ができないのかもしれない。
だが、入社して9ヶ月経つのだから
そろそろ新人気分を脱皮してもよい頃であり
毎日一進一退である彼を指導する
上司や楽しんごちゃんの
イライラが募ることもわからなくはない。
だが。
だからといってたとえ宴席であるとしても
彼の人間性を批判するのはどうかと思う。
笑いで済まされるような軽口ならば
先輩にいじられるのも新人の務めと
彼も我慢できるだろうけれど
彼のプライベートを根掘り葉掘り聞きだし
それについて批判するのは
彼自身のこれまでの人生や
この先の未来までもを否定するようで
私は、机をひっくり返したい衝動に駆られるほど
とても気分が悪かった。
新人くんは延々と槍玉にあげられていたので
私はついに意見をした。
「仕事上でのことはどうであれ
私は、○○さん(新人くん)の生き方は悪くないと思う。」 と。
すると、上司も楽しんごちゃんも、ものすごい驚き顔をした。
「だって、プライベートは人それぞれじゃないですか。」と続けたら
所長だったか主任だったか楽しんごだったか
怒りのあまり誰が言ったか忘れてしまったけれど
こんな返しをしてきた。
「でも、食欲、物欲、性欲がなくて
服はユニクロしか買わなくて
自分より他人が喜んでくれることをするのが嬉しいっていうヤツは
人としてどうかと思うのですがね。」
それを聞いて、久しぶりにキーーーーーーーー!!!っとなった。
ここ数ヶ月、穏やかに暮らしていたので
久しぶりのキーーーーーーーーーーーーー!は
ものすごく頭に響いた。
主任の持論からいうと
“他人の喜びは自分の喜び”
とボランティア憲章に掲げている某フェスティバルは
スタッフ全員、人としてどうか、ということになる。
長年スタッフとして関わり続けている身の上として
それはそれで腹が立ったのだが
それよりも今は新人くんの話である。
「仕事上で無欲なのは確かにちょっと大変だけどさ。
プライベートでも無欲はダメなの?」
と、問うと主任が
「だって、何か欲があるのは当然だと思うんですよ。」
「“足るを知る”って言葉があるじゃん。
○○さん(新人くん)は、やたらに物を欲しがるのではなく
きっとムダ使いしない人なんだよ。」
「そういう人間、ボクは信じられないです。」
キーーーーーーーーーーーーーーーー!
あくまでも○○をおかしいと言うか、おぬしは。
「じゃあ、なんでユニクロがダメなの?」
すると、楽しんご
「だって、みんなと同じになるじゃないですか?」
「私、今日ユニクロ着てるんだけど、これもダメなの?」
楽しんご しどろもどろに
「い、いや、あのっ、一見わからないならばいいのですよ・・・。
Sさんが着ていると、全然オシャレに見えますよ。」
そんな “おべんちゃら” いらんがな!
そしたら、主任が援護射撃をしてきた。
「でも、自分が稼いだ証しとして
いい物を欲しいと思うのが当たり前だと思うのですがね。」
負けず劣らず私も打ち返し
「それは主任の価値観だよね。
モノの価値観は人それぞれだと思うから、私は否定しないよ。
でも、だからと言って○○さんに
それを強要する必要はないんじゃないの?」
すると主任
「それはそうなんですけどね・・・。」とこぼしたあと
「Sさんは○○と気が合うんじゃないですか?
いいカップルになりそうですよね。」と切り替えしてきた。
誰が聞いても明らかにからかいだとわかるこの台詞に私は
頭のてっぺんから脳ミソが噴火しそうなほどの怒りを覚えた。
その空気を切り替えようと
所長が映画の話を持ち出した。
最近観た映画 『永遠の0』についてひとくさり語った後
所長はこういった。
「一人で観に行ったんですけどね。
寂しいっていうか、なんか負けたって気がしたんですよ。」
は?
すると主任が横槍を。
「そうそう!ボクも一度だけ一人で行ったんですけどね
自分の席の近くに座っているカップルとか見ていると
なんか負けてるっていう気がしたんですよね。」
はあ?!
私、ここでも口出し
「なんで?1人で観ると寂しいんですか?」
「1人でいるってことが、なんか恥ずかしいというか
世間に負けてるって気がするんですよ。」
キーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
もう、怒りの火山が大噴火である。
思わず目の前のビールジョッキを掴んで
殴りかかりたい衝動に駆られたが
さすがにそれは止めた。
だが、この煮え繰り返るような気持ちを
沈めることなど到底できず大放出。
「あんたら、どんだけ自意識過剰な人間なのさ。
悪いけど、映画館にいる人たちはだ~れも
あんたらが1人でいることなんか
全くもって気にも留めないと思う。
映画を観たくてそこに行ったんでしょ?
カッコつけに来たんじゃないんでしょ?
だったら、そんなこといちいち気にするなー!」
と、いうことを、若干やんわり口調に変換して言った。
それを聞いていた所長も主任も
「そうなんですけどね。
でも、気になっちゃうんですよね~。」
と、曖昧な返事。
ちなみに、月に1度開催している我が映画オフ会では
たとえ複数で観に行ったとしても、隣同士では座らない。
各々、自分が気に入っている場所
観やすい場所があって、そこでゆっくり楽しみたいから。
そんな話をこの人たちにしたらきっと
「マジですか?それっておかしくないですか?」
と否定されるに違いないと思ったので
それは言わないでおいた。
私自身も一昔前は、世の中の風潮に流されてたり
「○○でないとダメ」とか
「○○であるべき」なとどいう
固定観念にとらわれていたから
この人たちの考え方もわからないではない。
でも 、もっとモノゴトの多様な考え方をしたほうが
人生に広がりが出て楽しさも増すのではないかしら。
価値観は人それぞれ。
でも、上から目線で自分のそれを押し付けるのは
やはり私は、やめたほうがよいと思う。
度が過ぎれば相手を傷つける原因にもなりかねない。
新人くんへの攻撃ばかりが続いたあの夜
私は本当に気分が悪かった。
でも、それ以上に新人くんは気分悪く
そして、切なかっただろうに。
せっかく会社から下りたお金で
心置きなく飲み食いできた席なのだから
共に楽しめる話題で盛り上がりたかったよ。。。
所長と主任と楽しんごは頭を柔軟にするために
そして、新人くんはもう少し覇気が出るように
ちょこっとでも踊ってみたらいいのではないかしら。
そんなことを思った、寒い夜のできごと。