今年もお正月休みを振り返ってみようと思う。
元旦から3日間は「お正月は特別」と称して
普段ガッツリ食べるのをガマンしている
白米、イチジクとクルミの入ったパン、
風月堂のゴーフル、そしてカズノコを存分に味わった。
おかげで、今、ツチノコのようなお腹をしている。
元旦はブログにも書いたとおり
コインランドリーと『オーシャンズ・シリーズ』で1日が終わった。
夕方にふと気づいたら、私は2時間近くコタツの中で
ずっと同じ体勢だった。
何というていたらくぶり。
でも、ある意味すごいな。
その晩見る初夢をとても楽しみにしていたのだが
結果、めでたさに関連するものは一切現れず
旧友と慌しく路線バスを乗り継ぐという
なんとも奇妙な夢だった。
まあ、夢とは得てして奇妙なものなのだが。
ちなみに、2日目に見た夢には、師匠が出てきたような気がする。
これは福。
正月二日目は、浅間神社へ念入りに参拝。
去年見つけた技芸上達の神社は修復工事中のため
外壁に白い幕が張られていて
なんとも侘びしい景色であったが
神様は幕の内側にいらっしゃると信じ
絵馬に願いごとを書いて奉納してきた。

昨年から出直してますから、必死です。
合計3箇所の社を参拝したのち、浅間通りを散策。
通り沿いに有名なお蕎麦屋さんがあるので寄ってみたが
昼時を過ぎた時間でも満席だ。
家族連れが多い中、こちらはお一人さまで
そうなると「合い席でお願いします。」といわれるのがオチ。
美味しそうな蕎麦汁の匂いだけを堪能し、早々に店を出た。
市街地のカフェで簡単なランチを済ませたあとは
恒例のバーゲンへ。
バーゲンの相方は、今年もヨッコ。
今年は、モコモコのムートンブーツとニューバランスのスニーカーを買おう!
と決めてきたのだが、
なかなか気に入ったものが見つからない。
「ただいまタイムセールでーす!」
と叫ぶおねーさんたちの声が、あちこちから聞こえてくる中
どこか空いている店はないものか、と彷徨うのだが
どこもかしこも人だらけで、段々疲れてきてしまった。
何かを買うたび、長蛇の列に並んでレジの順番を待つのも苦痛。
それでも、4時間かけてあちこち巡った収穫は以下のとおり。
・1泊できそうなくらい大きなリュック
・ライトグレーのハイネックセーター
・チェック柄のワンピース
・黒のハイネックカットソー
目当ての品が一つも入っていない。
まあ、バーゲンとはそんなものかもしれない。
夜は、静岡名物や創作料理を売りにしている居酒屋へ。
一見、謎の生物的に見えるが
めちゃめちゃ美味しい「スルメのお茶揚げ」を始め
6種類もの料理を二人で平らげた。

やみつきになる「スルメのお茶揚げ」
三日目は、翌日の出勤に控えてのんびりするつもりだったが
あれこれ用事を思い出して、結局また市街地へ出かけた。
夕方まで市街地をあちこち歩き回り、少々疲れたのでカフェで休憩。
コーヒー片手に一息ついた瞬間
浦島太郎のようにハタと我に返った。
超・超・超大事なコトを忘れていた。
今週末からパーニョの新作クリエイションが始まる。
それに先立ち、師匠から宿題が出ていたのだが
全くもって、できていない。
思い出した瞬間、焦りと共に首からどっと汗が吹き出た。
人間、本気で焦ると一瞬にして汗が出ることを
身をもって知った。
師匠からの勅使は、1分間のソロと3つのリフレインダンス。
年末のパーニョ稽古で、ポツポツと思いつくままに身体を動かし
それらをどう繋げていくか、それとも別なものを考えるか
というところまでは段取っていたのだが
大晦日まで押し寄せた職場のおせち商戦と
元旦からの怠惰な正月ライフで
そのあとの作業をすっかり失念してしまっていた。
ああ、サザエさんちのカツオの気持ちがよくわかる。
休みの最後の日に「宿題が!」って思い出すセオリー。
コーヒー片手に改めてソロの振り付けを考えてみたが
正月ボケとはよく言ったもので
なぜか大好物のカズノコしか思い浮かばない。
いやいや、ほかに何かあるだろう、と
必死に思考を切り替えようと試みたが
はやり、黄金色に輝く魚卵しか思い浮かばない。
なんとも情けない頭である。
こうなったらカズノコダンスでも踊るしかない。
晩御飯は、北三陸から送っていただいた牡蠣のフライだった。
大好物過ぎるものを目の前にし、気分は最高潮。
北の海で育った牡蠣は、噛めば噛むほど滋味深く、最高に美味しかった。
美味しすぎて12個も食べてしまった。
そしてその夜、心は牡蠣のことでいっぱいに。
こうなったら、牡蠣ダンスでも踊るしかない。
こうして、私の短い正月休みは終わった。
1月4日、どきどきしなら履いたスカートは
案の定、ウエストの締め付け感が半端なかった。
ああ、ツチノコ腹よ。
できることなら、幻と化してほしい。
三日間のていたらくを反省し
今夜は体育館の剣道場を貸しきりにしてもらい
本気モードでコソ練してくる予定です。
