こんばんは。
タロットセラピストのえんどうひろみです。
今日は風が強くて
また一段と寒かったですね。
そんな寒い中
以前タロットセラピーをうけてくださったSさんが
インナーチャイルドセラピーにお越しくださいました。
ありがとうございます。
Sさんがうけてくださったタロットセラピーについての
記事はこちら
「”私が本当の気持ちを言うと壊れてしまう”から
”私が本音を言うと
人が争うのを見ることになってしまう”から
自分が感じていることを
自分がそのまま受け容れてはいけない。
そしてそれを外にも出してはいけないんだ。」
と、Sさんは小さい頃から
無意識に自分と約束していた、
決めていたようでした。
「本当の気持ちを言わないこと」
が当たり前で
そしてそうやってきたから
辛い中でもこうやって生きてこれた。
でも、もう
「本当の気持ちを言わない私」が
つらくなってきたんですね。
それがつらい、と感じることを
やっと自分にみとめてあげられるようになったんですね。
そして
「本当の気持ちを言わない」ことは
自分の親自身も
同じようにやっていたんだ、とも
今回のセラピー気付くことができました。
「自分が捨てられないように
自分が自分を捨てる。
自分の感情をなかったことにする。
大切なものがこわれるのがいやだから
本当の気持ちを言わない。
本音を言えない。」
というのは、親からもつづいていた。
無意識に心に決めてしまった”それ”を
さらに自分の子どもにそれを受け継ぎたくないなら
気がついた私がそのパターンをかえていく、のですね。
苦しみつづけて
自分をおしころしていく
そのパターンをやめる。
それをやめると決めてやめていくのは
そのパターンを手放していくのは
Sさんなのです。
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「本音を言ったらその人が
180度変わってしまった」
という経験もあったSさん。
その人は
Sさんがあることを伝えたら
豹変したそうです。
穏やかだったのがえらい変わったそうです。
だから
「また自分が本当に感じたことを伝えたら
その相手は変わってしまうのではないか
という不安がある」
とSさんはおっしゃいました。
ですが、どうもその豹変した人は
ばれたくないこと、隠していたことを
Sさんに指摘されたから
図星を言われたから
自分を正当化するために
Sさんに文句をいい
責めるようになったようですね。
もし、Sさんがそのときに
本当のことを言ってなかったら
もっとご家族も大変なことになっていたでしょう。
Sさんは
自分が感じたことを伝えたことで
ご家族を救った経験がすでにあるのです。
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「自分が捨てられないために
”自分が自分を捨てる”ことを決めた。
”自分の本当の気持ちをしまっておく、
押し込めておく”ことに決めた。」
私もそう思っていました。
それについてはこちらの記事に書きました。
でも、つらさを乗り越えるために
自分で決めたそのパターンは
自分で変えていいのです。
自分で手放していいのです。
Sさん自身で。
Sさん自身でないと変えられない、のですから。
「本音を伝えると
捨てられるかもしれないから
自分がみじめになるから」
なのではなく
「本音を伝えること
自分が感じていることを伝えるのは
自分を大切にすること」
なのです。
捨てられないように、
無視されないように、と
”自分の本音””自分の本当の気持ち”を
無視していた。
無意識にでも無視すればするほど
その気持ちはあなたの中で叫び続けるのです。
伝えたい、とあなたに訴えてくるのです。
OSHO禅タロット「重荷」
叫び続けても、訴えつづけても
聞いてくれないから
その分、自分は重くなっていくのです。
つらいのにつらくない、と言って
自分の荷物じゃないものまで
持ちつづけるように。
自分の本当の気持ちを言っても
あなたが大切にしている”こと”は
こわれることはないんだよ。
今までもあなたは
自分の気持ちを伝えても
こわしたものはないんだよ。
だから
抱え込まなくてもいいものまで
背負わなくてもいいんだよ。
自分の本当の気持ちを
これからは伝えていきましょうね。
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最後にSさんにOSHO禅タロットを引いていただきました。
人の”荷物”まで抱え込みすぎず
本当の気持ちをしまったままにせずに
伝えていく。
自分を信じて
自分の本当の気持ちを伝えていけば
自分が自分のなりたいようになれる。
自分が変わりたいように変われる。
変わりたいという欲求に
そのまま自分が応えられる。
そして今がそのチャンスなのですね。
そのチャンスに
Sさんご自身が気付いたからこそ
今回、タロットセラピーとインナーチャイルドセラピーを
うけると自分で決めて
自分と向き合う今日を迎えられたのですね。
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Sさん、今日はありがとうございました。
もう自分の気持ちを大切にしても
大切なものは壊れないから。
いままでもSさんが壊したのではないから。
自分をどうぞ大切にしてくださいね。
またお会いできるのを楽しみにしています。
今日はありがとうございました!