今年の夏もタイ親子留学するが

元々私が

大学時代にタイに約一年留学した経験が

「親子留学」につながる



今までの人生で100回はされた質問

「なぜタイに留学したの?」


実はそんなに

タイが好きでも、

熱い想いがあった訳ではない


完全に「消去法」


時は不景気、就職は氷河期

地方の大学に通っていた私は

「このまま卒業しても仕事ないだろうな」と薄々気付いていた


でも、ちょっとは勉強してきたから

変にプライドだけはある

そう、厄介なタイプ



悩んだ結果、私は思った

「そうだ留学しよう!」


どうやって留学するのかがわからないから

とりあえずゼミの教授に相談


私 「留学したいんですけど」

教授 「何が勉強したいの?」

私 「英語です・・・」


正直な話、

別に英語が勉強したい訳ではなく

留学って英語を勉強しに行くものだと

私は思っていた


教授 「大学が交換協定を結んでいるのが、中国・韓国・スリランカ・タイだから、この中から選んで」


私 「この4か国の中から・・・」

教授 「ただし中国と韓国はある程度語学ができないと受け入れてもらえないよ」

私 「私、中国語も韓国語も出来ません」


私は第二外国語は「フランス語」を選択したし(フランス語もクロワッサンしか出来ないけど)

留学先の候補から

すぐに中国と韓国は消えた


教授 「それならスリランカにしたら?元々イギリスの植民地だったから英語勉強できるよ」

私 「わかりました、そうします」


スリランカに留学しようと思い

早速、無邪気に何も考えず親に

「スリランカに留学したいんだけど」と言うと


親は猛反対

その当時、スリランカはまだ

紛争している地域もあり

治安をものすごく心配していた


保守的でお堅い親は

私が説得する余地もないくらい

反対した



教授にその旨を伝えにいく

私 「スリランカへの留学は親に反対されました」

教授「そもそも留学してどうなりたいの?」

私 「自分の視野を広げたいんです。狭い価値観を変えたいんです」


そう、私は地方で保守的な価値観に

辟易していた

でも周りの人はみんなそれを

「普通」だと思っていたことに

息苦しさを感じていた



教授 「それなら途上国に留学したらいいよ。タイはどう?バンコクは英語通じるし」

私 「そうします!」


そしてまた親に伝える

私 「それなら、タイに留学していい?」

親 「タイならいいよ」


あっさり許可が出て拍子抜け

「へっ?いいの?」と内心思った

保守的な親だし、

また反対されると思った


どうやら結果私の作戦勝ち

最初に「スリランカ」への留学を打診したから「タイ」はよく思えたそうだ



そんな経緯で

タイのバンコクに1年間留学した



ちなみにタイに留学して

教授に嘘をつかれていたことに気付く

「バンコクは英語通じない」


観光地とかホテルは

英語通じることもあるが

タイはやっぱりタイ語


留学してから必死にタイ語を

勉強することになる・・・