ふと立ち寄ったパワーストーンのお店屋で、
店員の年配女性から言われた言葉に泣き崩れた私。
その女性は私の手を握って言った。
『広い部屋に沢山の人がいるのね。
そこにあなたが入って来るととってもたくさんの人が嬉しく思うの。
あなたを見てとっても喜ぶのよ。
でもね、数人、そんなあなたに激しい嫉妬を燃やす人物がいるわ。
それとあなたのボス。彼女はボスの器ではないの。
ボスの器なのはあなたなの。
そんな2人が一緒に仕事をしたって上手くいくわけないのよ(笑)。
あなたは間違っていない!
間違っているのはあなたの同僚とあなたのボスなの。
自信を持ちなさい!』
そう、私は以前の職場で同僚のクソ(失礼!)おばさま達から
強烈なハラスメントを受けていたのであった。
そして、そのハラスメントを助長していたのがそのボスである。
明らかに仕事に差支えがある嫌がらせをボスにリポートしても、
『あぁ~、そういうのはピロが我慢、我慢、ねっ!ねっ!』
と逃げて行く、全くもってマネージメントが出来ないマネージャーであった。
私は仕事もビザもいっぺんに失う事を覚悟して、それらの全てを人事部にリポートした。
そう、内部告発ならぬ、内部通報である。
そして仕事を辞めるつもりであったが、
何とも想定外に人事部のディレクターから、
『キミはここにいなければならない人材だ』とか何とか言われ、
4ヶ月もの間辞めさせてもらえず、その間に私の体重は43㎏まで減り、
突然の目まいや頭痛に頻繁に襲われ、髪は白くなった。
さて話は戻り、そんなこんなで一仕事ならぬ戦いを終え、
私はアメリカ、アリゾナ州のセドナへとやって来た。
色々観光して大満足だった私が最後に行った場所が、
キャセドラル・ロック。
このシルエットに心撃たれてしまったんです。
『絶対に行きたい!あの頂上まで登りたいぞ!』
ちなみにカラーバージョンはこちら。
登りたいけどぉ~、、、、結構急(^^;)?
というか、あれってどこまで登れば『登ったどー!』って言えるのだろうか(^^;;
そんなこんなでよく分からないまま私は勇気を出してあの切り立った岩山に向かった。
うげっ!! これ、登んの・・・
でも全てを失った人間は強いのである(笑)
この程度の山、ちょちょいのちょいなのである(笑)
多分ね…(^◇^;)
こんな斜面とか、
こんな崖とか、
もはやハイキングなんて平和コースではなく、
ロープや命綱がいらない程度のロッククライミングと違う?
な、場所もちょいちょいあり~(ー ー;)でしたが
無事登頂。
聞いた事もないような風の音しか聞こえないこの不思議な空間。
どこまで登ってきたかと言うと、
こんな感じになってるんです。
ちょっと怖かったけど、あのケーキのような岩にも
好奇心で登っておきました(笑)。
そして、『あぁ~、やったしーっ:*:・( ̄∀ ̄)・:*:』と
この切り立った岩の間に大の字に寝そべて風の音を聞いていたんです
その時に不思議な体験をしました。
寝そべっているだけで、高所から下を見たわけでもないのに、
尾骶骨の辺りや足の裏が猛絶むずむずすると言いますか。
それはそのうち全身に広がり、1人で岩の間で尾骶骨押さえて
『うわ~ぉ!!!』ってゴロゴロとのた打ち回ったんです(笑)。
人がいなかったから良かったものの、
見られていたら、救急隊を呼ばれてヘリで下ろされ
多額を請求されていた事でしょう
しかし、このセドナ、キャセドラル・ロックでのその出来事は、
実はとんでもない事が起っていたという事を知る由もなく、
私は翌日LAへと帰って行ったのでした。
次回からの続きは、『シャスタでの目覚め』でお伝えします。
To Be Continued
ではでは。
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