敷地の壁と心の壁 | ピロの屋本館@ロサンゼルス

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天使の女王の町Los Angelesでの生活記録

こちら、恐らく100年くらいは経っているだろう思われる、うちとお隣さんのフェンス。薄い木の板で成っていて、よくもまぁ1世紀も持ちこたえたもんだと感心します












そんなうちのばーちゃんよりも年をとっているフェンスがいよいよ倒壊しはじめたきっかけは、裏庭の方のフェンスに絡みついていたアイビー。うちからなのかお隣からなのかもわからないくらいに生い茂っていたものを、お隣さんがこの度自宅をリフォーウするということで敷地内を片づけ始めた時、そのアイビーを撤去し始めたのでした。













板と共生していたアイビーを撤去することで、パタ、パタ、パタと日に日に崩れていった板







お隣さんも、やらないといけない作業を続ける。すると、








わずか数日で裏庭のフェンスは全壊。






同じころ、何故か表の庭の方のフェンスも斜め度が増してきて、ついに業者を雇って片づけてもらいました。



撤去作業の途中ですが、すごい状態です・・・








こうなると、あちらの犬とうちのニャンズは大騒ぎ。

うちにはニャン2匹。
あちらはデカイの1匹とチビ3匹。

朝からうちの庭とあちらの庭で
ワン、ワン、ウンニャーーーの
大運動会が・・・


と、
こんな状態が約3ヶ月続きました。





そして9月後半いよいよフェンス作りに着手。
お金をセーブするため、
お隣さんとうちとでやります。






所々に深く埋まっている鉄を引っこ抜く作業。








そこに、遊んで欲しい犬


ボールを加えて持ってくる。
投げてやると、



追っかけて行って、取って来る。




どこの犬も好きな遊びです。






そして完成しました




うちはご近所さんとは上手くいっている方だと思うんです。しかし、このフェンス側のお隣さんとは、特に何があったわけでもなかったけど、挨拶すらしない感じで3年が経っていたんです。そんな状態だったので、私の中では『ちょっとお話しづらいかなぁ。。』だったのでした


しかし、フェンスが無い以上、庭に出れば顔を合わせる事が多くなったし、工事の打合せなどもあったし、お互いのペットが行き来し始めた事もあったりと、段々と話す機会が多くなり、いざ話してみればとっても良い方で、気づけばこのフェンス倒壊を機に随分とお近づきになれたわけです


以前は確かに”壁”だったんです。プライバシーを守る壁。それはどこかで心の壁でもあった気がします。しかし、今新しくなったフェンスは、ただただ敷地を分ける”壁”となりました







最後にお約束で、



Before


After










ではでは




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