神様の御用人2  益々繁盛の予感ですよ | 2018年 本棚への旅

2018年 本棚への旅

年間200冊の本を読む活字とインクの森の住人、
ピロシキ亭のシロクマおじさんの読書録です



神様の御用人2 浅葉なつ を読む📖👓33
ジャケットとキャラ設定が素敵です。
訳ありのフリーター:良彦は、この巻でも神様の願い事:御用を叶えるために京都の町を駆けずり回ります。
相棒はモフモフの尻尾と毛皮をもちスイーツが大好きな神狐の黄金サマです。それに今回から神様を視ることができる天眼を持つ淋しい美少女穂乃香も加わりシリーズはキャラが揃ってきて益々繁盛の予感です。



かつて味わった至福の温泉を探す御用の小さな少名彦の神サマ。
浮気性の夫(あの方です、ゼウスじゃないですよ)の悪癖を直してほしいと御用の酒豪で超美人の須勢理ヒメ。

神様も祀るヒトが減れば神威も減るし悩みも辛さもあるわけです。出てくる神様達がみんな愛らしく人間臭い。
浅葉さんの一生懸命な愛情が神様の造形に満ち溢れていて、とてもいいシリーズに仕上がってきました。
ライトノベルとして中高生に独占させるのはもったいないと思いました。わが家では小六の長女と取り合いながら読んでます(*゚∀゚人゚∀゚*)♪