ブログテーマ「サドルレザー」で、いつも2つ並べて使用感を比較している長サイフ。
今回の記事は、ナゼ同じサイフが2つもあるのか。そして最近、1つは手元を離れた話です。
このサイフは、僕が作った物です。
僕はサイフはジーンズのバックポケットに入れるのが好きなので、長いサイフはスられそうな心配があり持つことはありませんでした。
ただ友人のリクエストで、このモデルを考えて作りました。
僕が札入れに考えていた場所に、銀行通帳も入るらしく、その友人はだいぶ気に入ってくれたらしく、友人の仕事関連の方2人から、オーダーを持って来てくれたくらいです。
その頃、僕は革の加工に全くやる気が起きず、手元に革もなく、それを買いに行くだけで2年が経っていました。
さらに、作り始めるまで3年・・・。
それまで一度も催促することがなかった友人とその先の2人。
僕のメンツをそこまで立ててくれた友人達を立てるべきと考え、(新しく別のサイフも買ってるかもしれないですし)お金を取るわけにもいかないから、無料で渡したら少しは喜んでくれるかもしれないと、ようやく急に頑張って作り始め。。。
2つ完成させ友人に報告したのですが、
「仕事関連の知り合いで2人とも異動になって、連絡先がわからないんだよね」
との返事が。。。
実に申し訳ない。
革を買ったことだけは伝わっていたのですが、5年間一度も催促せず、もしかしたらそんなに欲しくなかったのかもしれませんが、待たせた僕はそう考える立場でないので、本当に申し訳なかったなと思っています。
僕は信頼して立ててくれた側のメンツを潰して返したわけです。
なので、もし連絡が出来たら、渡せるよう保管して待っていました。
まぁ、革を買ってからどれだけ革が酸化しているんだというのも恥ずかしい話ですが。
それからやはり5年くらいが経ったでしょうか。
友人からの2人に関する連絡はないままです。
2つのサイフについて、なんとなく無駄でない使い方、他の人にお金と引き換えるとかではなく、もう少し使うべき使い方を探したいと考えていました。
そして、僕が結婚して家計管理用にサイフを使い始め、このブログでも変化を紹介し始めたのが2年半前です。
こうして1つは手元に置くことになり、いつまでも反省することができるようになりました。
ではもう1つは、どうしようかと考えていました。
さて、僕がレザークラフトを始めた頃。バイト先に仲の良い友人がいました。
その友人は、まだ僕の作るサイフの質が露骨悪い時に買ってもくれました。
そのサイフは、僕の知る限り10年後にも使われていました。
作りの悪さが目立ちながらも(^^ゞ
しかし、その頃からその友人にとって、僕は連絡しにくい立場になってしまいました。
僕としては、それまでの友人関係からしたら、連絡しなくなるほど重要なことではなかったのですが。
あ!自分の名誉のために書いておきますが、女関係ではないですからね!
できれば僕としては、友人のほうから連絡をして欲しかったのですが、たまに僕から連絡するのみで、会うことはなく10年が過ぎました。
確かに友人のほうが3歳年下ということもあり、なおさら連絡しにくいであろうとも思ったので、10年の節目でもあったので、この夏に連絡を取り、飲みに行きました!
すると友人には、この秋に子供が産まれるとのことで、残してあったサイフの使いみちも決まりました。
そもそも質の悪かった時期のサイフを10年以上使用してくれたような人なので、おそらく今回のサイフも長く使ってくれるはずです。
その後使っていたサイフがちょうど換えたい時期にもあったらしく、出産のお祝いになるタイミングで渡しました。
渡す直前には、シッカリとニーツフットオイルを入れて。
友人は子育ての奮闘の日々をこのサイフにも刻んで行ってくれると思います。
もしかしたら、小さい子供は、目を離しているうちにサイフをかじったりもするかもしれません。
ただ、(直近まで使用していたサイフも含め)サイフが傷んだとしても、自分の歴史が浸みこんだ物は、できれば大事にするタイプの人間でいてくれたらと思います。
たとえかじられたサイフであっても、自分が一生懸命子育てした時間が浸みこんでいたとしたら、それはカッコいいと思うのがアメカジであり、アメカジと呼べる物の哲学だと思っています(^^ゞ
そう言えば、その友人が好きだったあのアーティストも歌っています。
「写真~には、写らない♪美しさが、あ~る~か~ら~♫
リンダリンダー!!」
過去ブログ「サドルレザー」→( http://ameblo.jp/piro-surf/entry-12136235443.html )




