「イジメや虐待を受けた事が理由で武術や格闘技を始めた」という人が思った以上に多い事に最近、気が付いたわ。
あたし、純粋な興味でこの世界に入った人が大半だと思ってた。
凄いわよね、そういう人って。
“このままじゃいけない、強くあらなきゃいけない”って、抗えたって事ですもんね。
相手にも自分にも抵抗できた、って事ですものね。
努力できたって事ですもんね。
その結果、人に教える程の技量になったり、新たな人間関係が出来たりしたとなれば、これは成功だわよね。
奇麗ごとを言う心算はないけど、イジメや虐待を糧に、それを乗り越えたって事ですもの。
乗り越えるって凄い事よね。
あたしにも武術を介して出会った人達がいるけど、世代は違っても一生モノだと思える友人がいる。
人間関係こそが宝。年を取る程にそう思うわ。
・・・でも。
この業界ってのはコワモテの汗臭いヤローばかりと出会いがあって、美しい方々とのご縁はほぼ無い！ってのが無念すぎますわよね。
無念だわ。無念無念無念ッ！
と”石巻の桃色和尚”が無念がってみます。