『鏡の法則よりあなたへハートフル・メッセージ』

 

鏡の法則とは、自分の心の中が人生に反映して現れるというものです。

例えば、許せない人がいると自分の人生に反映されて自分が苦しむことにつながるので相手のためではなく自分のために許してしまいましょう。「許す」とは、相手の行為を良しとすることではなく、自分の過去の呪縛から解放し体も心もゆるみリラックスして安らぎと精神的な自由を手に入れることです。

では、どのようにして自分を許していくのか、許すためのステップです。

 

このステップは人を責める方法としてこの法則を使わないようにしましょう。自分自身で自分を精神的に追い込んでしまうからです。話に耳を傾け共感していく、気を楽に、のりつっこみを交えた笑いを取り込む、あくまでも、自分自身を客観的になるものです。

それでは、いきましょう~

 

1.相手との間に境界線を引く。

自分自身を守れる安全な環境を確保するための行動をとります。相手から逃げる、適切な人や機関に相談して対策をします。

 

2.感情を吐き出す。

直接相手にぶつけるのではなく感情を徹底的に紙に書き出して破り捨てます。

 

3.行為の動機を探る。

相手はどんな苦痛を避けたかったのか?相手はどんな喜びを味わいたかったのか?を紙に書き出して、相手の未熟さ、相手の不器用さ、相手の弱さを理解していきます。

4.感謝できることを書き出す。

日常の些細なことからでも感謝できることを紙に書き出します。

 

5.感謝の言葉を復唱する。

数分間、感謝の言葉を繰り返し声に出して唱えます。感情が入らなくても形だけでも大丈夫です。

 

6.謝りたいことを書き出す。

謝りたいことを紙に書き出します。相手に伝えた時は、言葉を受け取ってもらえなくても見返りを期待せず伝えること目的とすることで大丈夫です。

 

7.学んだことを書き出す。

その人との関係で学んだことを紙に書き出します。その人とどのように接すればよかったのかを知れば新たな気づきや学びを得られます。

 

8.宣言する。

 「〇〇さん、私は私自身の自由のために、あなたを許します。」

 「〇〇さん、私は私自身の幸せのために、あなたを許します。」

 「〇〇さん、私は私自身の安らぎのために、あなたを許します。」

 

出来ない時は「許せない自分を許します。」と声に出して唱えます。

●どうしても、許すことにブレーキをかけてしまうものは何だろう?

1.許すと自分が損をしてしまう。

2.被害者でいる方が楽。

3.相手は罪の報いを受けるべき。

4.恨みは復讐しないと晴れない。

5.自分を守るためには、許していけない。

など、そうしたブレーキをかけてしまう自分を許します。

●上手く日常で使いこなすポイントは!

原因探しの迷路に困惑しない。原因を何としてでも見つけなければならないという思いではなく、さらっと考えて思い当たることはないかと探り、無ければ今出来ることをしていきます。

紙に書き出しているうちに、もういいや! そんなことよりもっと自分にはやる事がある、こんなことよりもっと他に集中することがある、等々、気持ちが切り替わる地点があります。

何故なら、人生で起きるどんな問題も何か大切なことを気づかせてくれるために起き、あなたに解決できない問題は決して起きないからです。