なぜ技術が必要なのか? | ピリカモシリ Pirika Moshiri

ピリカモシリ Pirika Moshiri

アイヌ刺繍の作品をご紹介します。
令和元年にアイヌ伝統工芸家に認定されました。
I post my Ainu embroidery works.
I was authorized as an Ainu Tradithional Craftworker in 2019.



なぜ技術が必要なのか?

①人間の本能

より高い技術を求めてしまうのは、人間が生き物である証明だと思うのです。
昨日より今日、今日より明日はより技術は進んでゆく。

入門して第一作目のカパラミプ。
置き布の上に刺繍糸でチエパレチウ!
信じられません。

「あれ?下手になっちゃったか?」と思うこともあります。
でもそれは扱う素材がいつもより難しくなっていたり、あるいは知らず知らずのうちに目が肥えてしまって、自分に対して厳しくなっているのかもしれません。


なぜ技術が必要なのか?

②扱える素材が増えます。

良い表情を持った素材は、ときに高い技術を要することがあります。
でも技術さえあればそのような難しい素材を扱えるようになるのです。

それによって自分が思い描いた情景を自由に表現することが可能になるのです。


なぜ技術が必要なのか?

③耐久性

技術が高まれば製品の耐久性も上がります。
洗った瞬間に布が歪んだり、糸が抜けてくるのは布製品としては良くありません。
※洗ったあとの布の歪みは私の課題です。

「仕上がった瞬間が最高」では駄目なのです。
目指せ100年。




と、偉そうなことをゴチャゴチャ言っているうちは先に進みません。



ボランティア・義援金・自治体への寄付など





刺繍ランキングへ

※アイヌ刺繍の委託製作を承っております。

※画像をお借りしました。
※大切に使わせていただいています。









































すごいひと。


苦難が降りかかってきてもそこから這い上がり、
オリンピックで2度も金メダルを獲ってもまださらに上を目指す。
彼の辞書には「こんなもんで良かろう」はないのです。

なんと美しい貪欲。

高度経済成長期に生まれ、引く手あまただった時代に就職をした私にとって、彼の尽きることのない貪欲さは新鮮です。



空間の美。
そこに何かがあるという実感。
とても美しい生き物の気配を感じます。

この演技はたぶんGOEにもPCSにも関与しない。(あ、PCSにはあるわね)
彼は勝ちたいだけじゃない。
描きたい世界があるのです。
その世界を最高のレベルで、最高の質で描きたいのだろうと思います。



もうひとつの原点。
それは自分自身。

体つきもずいぶん変わりましたね。
昔の衣装でこのプログラムを演じると、彼がどれだけ大人になったかを知ることができます。
これは5年前に金メダルを獲ったときのプログラムですが、あの当時よりもさらに精度が増し、雰囲気も変わりました。
色気ハンパないって。


刑事くんとも結婚式。
ドンパって良いな。





それにしても…





うつくしい。
















:久しぶりじゃない?
:下のために上を書くの。


:そだね。
:妄想劇場もね。
        楽しいわ♥