暖かくなって いろいろな釣りへの移行期にさしかかりましたね。
今回はサクラマスの生態について書きます。
サクラマスを釣るには相手を知ることが一番です。
サクラマスは秋〜晩秋に産卵された卵が孵化し約1年川で過ごします。
このとき 川に残りヤマメになるものと 降海してサクラマスになるものと 別れます。
では どのように降海型と残留するグループに分かれるかと言うと…
ズバリ サイズです。
川で沢山餌を食べれた魚は魚体がある程度大きくなり川へ残ります。これがヤマメですね。
一方 落ちこぼれの餌競争に負けた 魚体の小さな魚は翌春 降海します。
一説には 降海した魚はホルモンの影響を受け3倍以上のスピードで成長を続けて巨大なサクラマスとなって1年後川を登ります。
ここで感のいい方なら 気づいてくれたと思いますが…
魚体の小さな魚が降海すると言う事は 水温の低い河川や餌の少ない川のほうがサクラマスは 降海するケースが多くなるという事です。
日本のサクラマス河川は東北の大河川に多いのはそんな理由からです。
逆に南の地域ではサクラマスが遡らないのもこんな理由です。
ダムを作ったり 護岸工事のせいで平均水温が上がってしまうと降海型のサクラマスは減ってしまいます。昔はマスがよく登ってきたんだけど?なんて話をよくききますが そんな理由からですね。
いや 福井の九頭龍川とか南の川にも遡上しますよね?
答えは簡単です。ヤマメの生息域の上流部が標高が高く 水が冷たければ 降海型になります。水量も関係してます。
同じ理由で日本海の川にもサクラマスは生息します。
小さな川でもその年の降雪量や餌の関係で少ないながらもマスが遡上する事もあります。
東北から更に北 北海道やロシアでは更に降海型は増えます。
次に雄 雌の比率ですが 育成水温がやや高い川では 降海するのはほぼ雌です。サクラマスがほぼ雌なのは この辺に理由があります。
しかし 北へ行けば行くほど 雄の比率は増えていきます。降海する魚の量も増えます。ロシアでは 半数が雄で雄雌関係なく降海してるそうです。
北海道も雄の比率は本州より遥かに高い
川により2割〜4割らしい。
こういった理由で単純にサクラマスから採卵したから サクラマスが増えるなんて簡単なものではないのです。
さて 一方 海に降ったサクラマスは1年回遊を続けて 春 親潮の勢力が強くなる冬から春にかけて 三陸を南下していきます。
このタイミングで下北半島のサクラマスジギングがはじまる。
水温が低いから南へ下れるんですね。普通に仙台湾やその先まで南下
そして 水温の上昇と共に北上しながら 生まれた川へと遡っていきます。
つまり 北の地域のほうが遡上タイミングは遅くなります。
東北なら3〜6月 北海道は4〜7月 ロシア6〜8月とズレていきます。多少の誤差 個体差 その年の環境差はありますが…
当然 平均サイズも遅い川ほど大きくなり
ロシアでは 80cmなんて魚もいるそうですよ。
あるサクラマスアングラーに 海で釣ると川に登らなくなるんで困ります!って言われてしまいました。
僕が釣る魚が減るから 私に釣るなと?笑
優しい僕は優しく説明しました。
サクラマスジギングで釣れている魚は最寄りのサクラマス河川に遡る魚ではありません。
ロシアや北海道などへ帰る魚の一部ですからご心配なく(^^)
川へ遡上する魚だとしたら 川周辺が最高の釣り場となるでしょうが そうならないのはこうした理由からです。サクラマスポイントはそうした川とはかけ離れております。全く0とは申しませんが
こうして 長い間 海で生活したサクラマスは春 再び川を登り ペアを組み 秋〜晩秋に産卵をし一生を閉じます。
このとき 雌サクラマスと雄ヤマメのペアだったり
雌サクラマスと雄サクラマスだったり いろいろですが もとは同じ魚ですから 不思議はありませんね。
1年前 餌取り競争でイジメてた 女の子がグラマラスなボディで 帰ってくるのだから ビックリでしょうね 笑
今年は 雄が多く混じりました。14本中 3本!
こんな年は滅多にありません。
さて 暖かくなったんで次は 何釣るかな?
僕的には 春は桜鱒 真鯛 アカムツ(喉黒)の3種



