例年、自分の勉強も兼ねて、超個人的見解のファイターズドラフト評をしていましたが、2014ドラフト評はまだやってませんでした。
今さら感満載だけど新しい選手を覚えるためにも、あらためて。
(個人的見解なので、間違ってるところもあるかもしれません。。。)
◆1位 有原 航平 投手 早稲田大 右投右打
4球団競合の末、獲得した今年のNo.1投手。重いストレートも魅力だが、多彩な変化球を操る。球持ちがいいので、よく球が動いているという印象。個人的にはツーシーム系のボールが最も効果的に見える。カープ黒田の持ち球で有名な「フロントドア」をしっかり使える投手。内外角に投げ分けられるコントロールもあり、肘の具合さえ完璧なら即戦力で10勝間違いなし。
◆2位 清水 優心 捕手 九州国際大付高 右投右打
スケールが大きい高校生No.1捕手。打撃は大型スラッガータイプ。リストが強そうで、遠くに飛ばせる感じ。バッターボックスでのルーティンも無駄な動きがなく大きな構えで、威圧感が漂う。体も大きく、肩も強いので、チーム事情によっては早い段階から一軍起用もあり得る素材。
◆3位 浅間 大基 外野手 横浜高 右投左打
高校生の中では1,2位を争う素質が高い外野手。攻走守の3拍子を兼ね備え、全てにセンスの良さを感じさせる。打撃は、かなりポイントが近いので、選球眼も良いし、広角に打てる。インコースの捌きもよく、ヘッドが効いているので打球も伸び、長打も期待できる好選手。足も速く、肩も自慢。線はやや細めだがその分まだ伸びしろがありそう。
◆4位 石川 直也 投手 山形中央高 右投右打
長身から投げ込む真っ直ぐと、曲がりが大きい変化球が武器。細かいコントロールがなく、セットポジションも大きい、いかにも粗削りな選手だが、19センチを超える長身と細身の体形からも、これからしっかり体を作って行けば大化けする可能性を秘めた投手。
◆5位 瀬川 隼郎 投手 室蘭シャークス 左投左打
札幌出身、北海高校→室蘭シャークスという生粋の道産子ピッチャー。力強く粘り強く投げ込む力投型のサウスポー。真っ直ぐの強さと緩急をつけられる変化球を持っているので、できれば先発で使いたい投手だが、リリーフやロングリリーフ等もできそう。打者にやや背中を向けながら投げ込むフォームは球の出所も見にくそう。
◆6位 立田 将太 投手 大和広陵高 右投右打
右の本格派投手。球速はケガなどもあり今は130キロ台後半だが、真上から投げ下ろす感じのフォームで、球筋が良い。しっかり怪我を治し、体を作ればかなりの球速を出せるフォーム。4位の石川同様、しっかり下積みを経て育てたい逸材。
◆7位 高濱 祐仁 内野手 横浜高 右投右打
タイガースからマリーンズに移籍した卓也の弟。非凡なスラッガーとして1年生から横浜高校で4番に座ったが、期待された成績は残せなかった。それでも、ツボにはまった時の飛距離はプロ級間違いなし。下半身の使い方を覚えれば非凡なバッティングセンスが開花するかも。ショートの守備は特筆するものがないので、肩の強さを生かして外野か、打撃専念のファーストへのコンバートが有力。
◆8位 太田 賢吾 内野手 川越工高 右投左打
ほぼ無名の選手で、ドラフト候補には上がってこなかった隠し玉。長身で柔らかいグラブさばきに定評のあるショート。俊足でミートバッティングが主体。体の大きさを生かしてさらにパワーアップする可能性を買われての指名。守備は既にプロ級と言われているが、しっかりと育成期間を経た活躍を期待。
◆9位 佐藤 正尭 内野手 愛知啓成高 右投右打
168センチと小柄な体ながらも、投手ではスリークォーター気味から140キロ台後半の球を投げ込み、ショートでは肩の強さを生かし堅実な守備を見せた。プロ入り後は強靭な体を肩の強さを買われて捕手登録。小さな体に秘めた身体能力をどこまで生かせるか。
とにかく有原をクジで引いたことだけでも、今年のドラフトは成功と言えるくらいの逸材。期待通りの活躍をしてほしいところ。
清水、浅間という超高校級の選手を2位、3位で獲得できたことも収穫。また道産子瀬川も、噂ではセリーグも某球団が狙ってたということもあり、5位まで残っていたことは幸運だった。
また、今年は高校生主体のドラフト。そんな中でも準即戦力として期待できる選手、長い目で見たい選手の両タイプを獲得している。このことから、現在のファイターズは若い逸材がたくさんいるので、即戦力にこだわらないドラフト戦術だったことがわかる。