人生初の手作り梅干し。
梅シロップは作ったことがあるが、なぜか梅干しは作ったことがなかった。
体がそんなに欲していかなかったのかもしれない。
この地に移住してきて、梅干しの尊さに気が付いたのだ。
梅干しを食べないと体がここの気候についていけない気がした。
しかし市販のものを探して原材料を見てみると梅干しと言っていいのかという謎の調味料まみれだし、この辺の地域ではあまり梅が出回っているのを見ないので、なかなか作れないでいた。
移住した年に、物置で怪しい壺を見つけた。
中には何年ものかわからない梅干しが入っていた。
以前住んでいた方が作られたんだろう。
よく観察し、食べられると判断した私達は感謝をしつつ頂くことにした。
どんな人がどうやって作ったかなんて勿論分からなかったが、食べてみて確信した。
いわゆる普通のシンプルな梅干しであり、とても美味しく安全だった。
本物だからこその保存性と年季の入った見た目にぐっときた。
それから数年越しの梅干し…。
たまたまスーパーで見つけたのだ。
心の中では踊り狂っていた。
初めてなので5キロだけにしておいたがもっと買うべきだったと後悔したのは間もなかった。
赤紫蘇は裏山に沢山自生していたがまだ小さく梅に対する量に見合っていなかったが構わず漬けた。
↓赤紫蘇が足りないから色が薄いが可愛い。
↓干し時間に比例して深みを増す様が可愛い。

↓「色々あったけど良い人生だった」と優しい眼差しで天を仰ぎ見るおばあちゃんの様で可愛い。

梅「人生はね、楽しんでなんぼなんよ」

梅「またいつでも会いにおいで」

梅仕事を待ちわびる人達の気持ちがよくわかった。
出来上がるまでの作業が楽しいし、この梅たちの可愛いことよ。
どこの梅農家さんが作ってくれたのか全くわからないが、この気持ちが届きますように。
ありがとうございます。
とても美味しいです。
また来年、出会えますように。
