昨年の今頃、フライビーンズにどはまりして食べまくっていた。
殻ごとばりぼり食べていると左上奥歯がガリっと言って痛みが走った。
殻が刺さったのか歯が欠けたのかと思ったがそうではなかった。
それから痛みと戦う日々が始まったのだが病院に行きたくない私は騙し騙し過ごし(塩でマッサージしたり塩水うがいしたりクローブを詰めてみたりして)、歯の痛みもさることながら顔、首、頭の痛みに数か月悩まされた。
ある日泣くほどの痛みに襲われさすがに歯医者へ行くことにして診てもらったら深い虫歯になっていた。
歯医者では、歯はきれいだが虫歯が神経すれすれまできていると言われた。
神経はできるだけ抜きたくはないし、それから数回薬を塗りに歯医者に通ったがなんとなく腑に落ちなかったので行くのをやめた。
神経を抜くまでになったらその時はその時だと思い、それよりも根本的に体を見直すことにしてみた。
その頃は歯の痛みはほとんどなく全体的に左半身の血の巡りの悪さを感じていた。
歯の痛みの原因を色々と調べてみた。
虫歯は唾液や血液の質が悪くなることで起こるそう。
水分の摂取の仕方が良くなく冷え性でもあるから代謝が悪いのだろうか。
思えば子供の授乳中は体中の水分や血液が出て行っているような気がして枯れていた。
その時は虫歯はなかったが歯が突然欠けた記憶がある。
首もよくむち打ちのようになっていた。
血液の循環を良くするためにツボやお灸を試してみた。
勿論即効性などないが、痛みを感じ入っていきにくかったツボが徐々にほぐれていくうちに調子が悪い臓器と相関しているのを感じた。
物理的な距離がある足ツボだが、押すと血行が悪い場所に刺激が走ったりすると体の仕組みの凄みを感じる。
更に調べると、歯一本一本に相関する臓器があるという情報を見て驚いた。
そして東洋医学に興味をもちだし本を読んだ。
それが面白くて面白くて仕方がない。
どこか宇宙的というか、今まで信じていた情報が覆っていくのがぞくぞくわくわくする。
難しい話はわからないが、食事の質についての話は生活に密接しているので特に引き込まれた。
食事は割とずっとシンプルであったと感じていたが(大体和食)、最近は以前に増してシンプルさに魅力を感じるようになってきた。
素材にしろ調理法にしろ。
シンプルこそ深い。
そのうち過去にも感じていた数々の不調は何が原因なのかを調べているうちに自分の体質と心の具合が少し見えてきて、冷静に向き合えるようになってきた。
以前だったら仕事をしていたこともあり即効性と手軽さを求めて市販薬など飲みまくっていた。
自分の体の声を積極的に聞こうと思うようになってからは気持ちが楽になったし、思うようにいかないと思っていた体を労われるようになってきた。
仕事を辞めて心に余裕ができたことも要因ではあるだろうが。
歯の痛みに苦しんでから1年が経とうとしているが、血行が悪くなると時々違和感を感じるのですかさずツボを押したりお湯を飲んだり動いたり昼寝したりする。
そうすると徐々に緩和され、体の働きに少し貢献出来た気になる。
体は常にバランスをとろうとしてくれている。
休息が必要な時は常に教えてくれている。
それをできるだけ自分で自然にフォローできるように過ごしたい。
今まで一緒に生きてきた体に、ありがとうこれからも楽しもうねと言いたい。
考えるきっかけになったフライビーンズにも感謝の意を・・・
(あれから恐ろしくて食べていない)