こんにちは!

子育て中のお母さんがニコニコ笑って子どもとの時間を過ごせるように。

ガミガミと子どもを怒る時間が減りますように。

 

たった一度しかない、あっという間に過ぎてしまう、我が子のこの時期を。

悩み事で過ごすのではなく。

 

かわいかったな!子育て楽しかったな。

と過ごして欲しい。

 

そして子どもたちにはたった一度しかない、

子ども時代が、

楽しさやわくわくであふれた

幸せな時間でありますように。

 

お母さんと子どもたちが毎日、

幸せに過ごせるお手伝いができたらいいな!

を仕事のテーマにしています。

 

こども造形美術教室アトリエベッポの友繁典子です。

 



このブログのタイトル。

【子どもの自己肯定感を

あげようとすると失敗する。】

 

ちょっと怖いタイトルですよね。

 

きっとこのブログを

読んで下さっている方は、

子育てに一生懸命で、

お子さんのこと悩んでいたり、何とかしてあげたい!

 

とか思っているんだろうなと思っています。

 

だからきっと、

お母さんが、

お子さんの自己肯定感をあげようと

努力することはダメなの?

とびっくりされたと思います。

 

よく育児書に、

ありのままのお子さんの姿を認めてあげましょう!

とか

自己肯定感をあげるために

我が子を認めて褒めてあげましょう!


そういう経験値をあげよう!

子どもの自己肯定感が

あがるような

体験をたくさんさせてあげましょう!

 

とか書いてあります。

 

 


(長男の落書き)


でも!

でも!

 

なかなか、出来ないですよね。

わざとらしくなっちゃうことも多いし。


子どもの授業参観に行けば

我が子の出来ないところをみれば心配になります。


手をあげて発言とかしてくれたら、

うれしくなっちゃう。

 

良いところ、悪いところ。

出来てる?出来てない?


この2択で

私たち親は、お子さんのことを

自然と評価していることが多いと思いませんか?

 

もっとこんなところが伸びたらいいのに、、、。

習い事とかで、

何か新しいもの体験に

チャレンジして成功して

もっと自信をつけてほしい。

 

親としての欲は、はてしなく!あふれ返ります。




私は、

子どもの絵画教室の先生を長年勤めてきました。


その教室で、

生徒さんの保護者さんたちが

共通して、お子さんに望まれることがあります。

 

お子さんに

絵を描くことを通して、自己肯定感をあげて欲しい。


お子さんに、

得意なことを

もっと伸ばして、

自己肯定感をあげて欲しい。

 

「子どもの自己肯定感をあげなきゃ!」

と思っている親御さんがすごく多いんです。


子育てをしている

ほとんどの保護者さんは、

我が子の自己肯定感をあげようと頑張ります。


実は私も最近までそうでした。

 

みなさんに質問です。


自己肯定感が低いとダメなのか?

 

自分なんてダメなんだと思っちゃダメ?

 

自分がダメだ!

自分がなさけないといつも感じちゃう人はダメ?

自分に自信のない人はダメな人?


我が子がそんな子どもだったら、受け入れらない?


自己肯定感あげるために

いろんなアプローチを一生懸命に頑張る?



のりちゃん先生



答えは、ダメじゃない!

 

シュタイナー教育の考え方に

人間を四つのタイプに分けて観察するという

「四つの気質」というものがあります。

 



画像イラスト左上から

赤の小人

頼れるリーダータイプの胆汁質。


黄色の小人

だれにでもいつも笑っている多血質。

緑の小人
ゆっくり、ゆったり、のびりやさんの粘液質

青の小人
優しくて、人の痛みのわかる憂鬱質



最後の青の小人の憂鬱質。


他人のまなざしが刺さる

感じやすい

自分はダメなんじゃないか?と


クヨクヨ悩んじゃう性質。

最近よく話題になる繊細過ぎるこどもたち

 HSC

(Highly Sensitive Child/ハイリー・センシティブ・チャイルド)

もこのタイプのお子さんが


ここでの憂鬱質に入ることが多いです。


いろんな事例があるので、一概には言えないのです。

 

特に注意が必要なのが、

このタイプのお子さんたちに

「自己肯定感をあげよう!」

というアプローチを持っていくと失敗するんですね。

 

じゃあどうやったらいいの?

 

そういうお子さんには、


安心感を与えてあげることが大切です。

お母さんや家族の役に立つことをお願いしてみる。

  

という憂鬱質タイプのおこさんへの

自己肯定感をあげるためのメソッド?

がシュタイナー教育の本なんかに書いてあります。


でもでも!

それだけのハウツーじゃうまくいかない、、、。

 

自己肯定感を

あげようとしてアプローチしてもうまくいかない。




自己肯定感をあげることよりも。

 

大切なことは失敗したとき、

うまくいかない時に。

そのことを認めてもらえるか?

 

なんだと思います。


自己肯定感はあげようとして、あがるものじゃない。


ダメな自分も認めてもらってこそ、

あがるものなんじゃないかなと思いませんか?

 

ただいま募集中四つの気質講座 


の受講生の方がこんな感想をくださいました。

 


4つの気質講座を

修了した受講生の方のSNSより


自己肯定感って、

何かができた時、

頑張っている時に肯定される

(認められる、褒められる)よりも、

 

できない時や

頑張れない時の

自分も許し受け入れてもらえた時

にこそ高まるんじゃないかと思う。

 

その土台があればこそ、

頑張る気持ちや力も湧く。

 

 

「自分はダメな部分があっても価値がある」

 

「こんな私も私で魅力的なんだ」

 

「どんな自分も愛していい」

 

それこそが真の自己肯定かもと

気づいたから、

 

自己否定する自分も許し認めて

愛してあげることにした。

 

こちらの文章は個人的なSNSにかかれた文章です。

あまりにも素敵な文章なので

ご本人にお願いして掲載の許可を得ています。


この〇〇さんの言葉から

私も大切なことに気が付きました。

 

気質の講座では

●●質のお子さんは、こんな対応をします!

といった知識をお伝えすることもします。


そして、同時に、

にじみ絵を使った色のワークなどを

たくさん体験をしてもらいます。

 

その中で、

こういう時は、こうしよう!とかではなく。


にじみ絵などの、芸術体験ワークを

講座内でやることは、

自分とは違う性質の心の動きや感じ方を

追体験することになるのです。

 

自ら体験することで、

自分の感覚として気が付いていく!

 


にじみ絵の芸術体験を講座内でやると、、、。


自分とは違う性質の

心の動きや感じ方を追体験することが出来ます。

 

だから、まったく別の個性を持つ相手のことを

内側から理解できるようになります。

 

にじみ絵で、

ご自身の個性を客観的に俯瞰して見るから、、、。


嫌だなと思っていた自分の個性が

素晴らしいと思えるようになります。

 

四つの気質講座でのワーク。


赤、青、黄色、緑の質を体験したあとで、

例えば!
青(憂鬱質)と
赤(胆汁質)の関係性についてのワーク。


それぞれの色を深く芸術ワークで体験したあとで、

なんでも決断力に優れリーダーになれるタイプ
火のように燃え上がるタイプ
と言われる赤の胆汁質

と、
クヨクヨ悩んでしまいがちな、
でも、思慮深く、周りをよく観察するタイプ。
と言われる憂鬱質の青。

深い青のような吸い込まれるような海。

2つの個性の出逢い方などを
自然界の色の出会いを例えにしながら、
にじみ絵を描きます。

そして、感想や感じたことなどを
受講生のみなさんと探っていきます。

体験した方にしか、わからない。
経験した人にしかわからない。

深い感動と心に湧き上がる 
他者への理解が芽生えます。

ちょっと、脱線しちゃいました。


子どもの

自己肯定感をあげようと失敗する。


自分の自己肯定感を

あげようとすると失敗する。

 

というタイトルはこういうことから書きました。



 ただいま募集中四つの気質講座 


四つの気質講座について気になる方は!

ぜひ!ご質問くださいね。


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インスタなどでお答えしていきたいと思います。

 


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