京都市左京区岩倉、国際会館駅から西へ徒歩約15分。
京田辺でも活動を開始しました!

シュタイナー教育の考え方を参考に取り入れながら授業をしています。
小学生の造形教室、
幼稚園、保育園児さんのための親子造形教室、
未就園児さんのための教室。
おかあさんのためのシュタイナー教育講座も時々やっています。
 
京田辺にて未就学園児さんの、ぐちゃぐちゃ遊び、おやこアート教室の活動を始めました!
 
京田辺での初開催!
10月29日(火)
ぐちゃぐちゃ遊び・おやこアート教室
小麦粉ねんどであそぼう!
詳しくはこちらを🖱️↓(満席になりました。)


 

テレビや映像など、小さなこどもへの影響を考えてみませんか?

この連休は各地で台風の被害が沢山出ました。
みなさんの地域は大丈夫でしたでしょうか?
被災された方には本当に一刻も早い日常が戻りますことを心から願います。

台風の来る前はみなさんきっと不安でテレビをつけっぱなしにされていたご家庭も多かったと思います。

こわい映像をお子さんに見せ続けていたら、本当にお子さんがこわくて仕方なくなってしまうかも!
トラウマにならないかな?

と思わず、フェイスブック、インスタ、ブログなどで、私はみなさんに呼びかけました。

呼びかけるだけでは乱暴だなと少し反省しました。

こそで!

テレビや映像など、小さなこどもへの影響を考えてみませんか?

と題してみなさんと一緒に考えてみたいなと思いました。
おやこアート教室のいち場面

みなさんのお家ではお子さんはTVや映像について、どのようにお考えでしょうか?
また、どのような見せ方接し方をさせていますか?
私は、テレビはダメだよ!
って、言いたい立場なのですが、
いろんなご家庭があると思うので、ぜひ!一緒に考えてみたいなと思っています。

「テレビがない生活なんて!考えられない」とおっしゃる前にぜひ!一緒に考えてみませんか?

今回はテレビをはじめとした、映像がこどもに与える影響力についてお伝えしたいと思います。

私は、今はテレビのない生活をしていますが、テレビってすごく楽しくて面白いですよね。
実は私はテレビ大好きです。

まず最初に、お伝えしたいことがあります。
小さな子供は、世界のすべてを全身全霊で受けとります。
テレビも例外なく一緒である程度自分の世界が出来上がる10才ごろまでは、テレビの影響を全身で受けとります。
善きことも悪きことも、説明なく、何のフィルターもなしに、すべてを受けとります。

例えば、テレビの中の人が誰かのことをわざと悪くいうとする。
テレビ番組などはそういう場面の連続です。
小さなお子さんがそれを見たとき、

その言葉だけでなく、その人の悪意そのもの、その人の言葉、雰囲気、その言葉を発した会場の空気そのものをすべて受けとります。
小さなこどもは世界に対してすべての感覚器官が開ききっている高性能アンテナのようなものだと考えてみてください。

だからこそ、怖いと私は感じています。

小さければ小さいほど大きな影響を映像やテレビから受けます。
こどもの運動発達の視点からも見ていきましょう。

小さなお子さんがテレビの前で全く動かず、すごく真剣にテレビを見ていることを見たことがありませんか?
今回のテーマからは、話がずれますが、長時間テレビを見せることは、幼児のからだの発達にものすごく悪影響を与えます。

小さなお子さんの保護者さんは、お子さんがテレビを見ているときの状態をよく観察してみてください。

じぃーと全く動かずテレビの画面を凝視していませんか?
幼児期は眼球の筋肉などが発達する時期でもあります。
幼児の目にとって、ジィーッと動かずにテレビの画面を凝視する。
動かずに一点だけを長時間にわたって見るという行為はこどもの眼球運動の発達成長に悪影響を与えます。

目で見てものを追うという力が発達する時期に、ただ、動かずに一点だけを長時間見ているという行為はよくありません。

その悪影響の1つとして、学童期に入ったときに、文字を追って読む、書くなどの力が弱くなるということがあります。

小学校に入学時に、読み書きが出来ない、黒板に集中することが、苦手なおこさんがある一定数います。

最近では学習能力の問題ではなく、眼球運動がきちんと発達していないということがよく取り上げられています。
ビジョントレーニングという言葉をよく最近聞きませんか?
こどもの運動発達の視点から見ても、テレビなどの映像を見せることには、良い影響がありません。

アトリエベッポの人気プログラム
「ピタゴラスイッチごっこ」
動くビー玉を追いかけて目と手の協調の運動発達を刺激します。
この遊びは、おこさんが将来、文字を読む、書くというために必要な力につながります。

繰り返しになりますが、
小さなお子さんは、善悪の判断なくすべてを吸収してしまいます。

テレビから流れるすべてのメッセージをそのまま良い悪いの判断なしに受けとるのです。
そこが、テレビの一番怖いところだと私は思います。

私のまわりには、テレビや映像などをあまり見ずに育ったこどもたちが沢山います。

テレビを見て育った子どもたちとそうでない子どもたちを比べると全く遊び方や話す内容が違うのです。

まず、大きく違うのは遊び方です。

テレビを日常的に見ていないお子さんは、
独特の世界を子どもたち同士で工夫しながら作りあげて遊びます。

彼らが遊ぶときには、共通の理解やルールを作るためのたくさんのコミュニケーションが発生します。

なんでもない木の棒が魔法使いの杖になったり、包丁になったり。何にでも変身していました。

テレビを見すぎているお子さん。
これは、極端な例なのですが、私が児童館の職員をしてときによく、見かけた風景を思い出します。

テレビを過剰に見て育ったお子さんたちには、ある共通の遊び方があります。

テレビを見すぎている子どもたちは、テレビや映像の、世界を各自が自動再生するだけなのです。

頭のなかをテレビの映像のイメージの世界に乗っ取られている?ように私は、感じます。

彼らは現実と想像の世界の区別がつきにくくなっています。

例えば、昔流行った「アナと雪の女王」に憧れる女の子たちの遊びがそうでした。
(古いかな?)

雪のなかを歌を大声で熱唱しながら歩いていく。
みんなが、みんなその世界を再生するだけの遊びになっていました。
一人一人が大声を出して歌っているだけのこどもが町に、沢山いたように思い出します。
こそには、お友だちとの心の通った交流はありません。

そのゴッコ遊びには映画の登場人物だたけで、自分たちで考え出した新しい仲間はないように思います。


男の子たちのヒロー戦隊ものの遊び方もそうだなと思います。

シャキーンと擬音を叫びながら見えないテレビでみた悪者も戦っているお子さんをよく見ませんか?

こども達が、昨日見たアニメやヒーローものを真似して頭のなかで決まった映像を再生しているだけの遊びをしている子どもたちがよくいます。

子ども時代にそんな遊びばかりになってしまってもいいのでしょうか?

大切なのこども時代の遊びが、テレビなどの映像ばかりに由来しているのは貧しいなと私は、考えます。

もし、うちのこがテレビのイメージばかりで遊んでしまっているけれども、どうしたらいいんだろう?

そんな子どもたちでも大人のちょっとしたアプローチで本来の子どもらしい、世界に戻ってくることが出来ます。

でもどうやって?

それは、日常の世界の面白さをおこさんたちに提示してあげることです。
テレビを消して、目の前にある面白い世界を見せてあげることです。

テレビの世界よりも、現実の目の前にある世界は楽しいよ!
と大人がこどもに感じることが出来るような生活を心がけることが大切です。

豊かなものを使ったあそびがその役目を果たせるのではないかなと思います。

でも?どうやって?
私は、いつもそんなことを日々研究しています。

アトリエベッポの授業では、本来の子どもらしさを取り戻す。
アトリエベッポのテーマのひとつです。

世界の美しさものの面白さを体験したりすることを大切に授業をしています。

テレビや映像など、小さなこどもへの影響を考えてみませんか?
いかがだったでしょうか?

みなさんには、こんな厳しいこと言いつつ。

私も長男が小さな頃、仕事でどうしても忙しくなるとテレビに子守りをお願いしていました。

小さなお子さんがいるママたちもテレビに子守りしてもらわないと家事が終わりません!とおっしゃる方が多いです。
私も経験者すごーくわかりますよ!

子育てに難しいことはいっぱいあるけど、お母さんが幸せで笑っているのが一番!

それだけは、大切にしようと思うこの頃です。

でも、このブログを最後まで読んでくださったあなたは、テレビや映像がこどもに与える悪影響を知ってしまいました。

知っているだけでも、とても大きな違いがあります。
ここからが、始まりです。

ぜひ!普段のこと、子育てのこと考える機会になったらうれしいです。
 そんな提案をアトリエベッポの授業ではたくさんしています。
だから!幼児期の授業はすべて親子参加にしています。
 アトリエベッポの授業に参加してみたい!
 と思ってくださった方。

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