私は子どももいないし、継ぐべき財産も貯めた貯金もない。好きか嫌いか、面白いかつまんないか、判断基準はそのくらいという、至ってフリーというか単細胞なヒトである。
以下はそんな私から見た本日28日の福島原発行動隊の院内集会の感想です。

前回の院内集会は、5人の代表が実際に福島第一原発に行った時の報告会だったが、期待が大きかっただけに、正直言って拍子抜けだった。私的に簡単に言ってしまえば、「入る好きはない」「あえてやるとしたら汚染水処理施設に人手がいる」、それだけが2時間の院内集会の後に私の中に残ったことだった。
5月に立ち上がったこの行動隊だが、その存在が広まっていくけれど、まだ具体的な阻止行動をしていない。具体的なプランが聞けると思っていただけに、膝カックンを食らった感じだった。

そして今日、7回目の院内集会。昨日のうちに行動隊から「東電・政府への提案書案」がメールで送られてきて、気持ちを持ち直した。その内容を簡単に言うと・・・
1) 原発と20キロ圏内のモニタリングと瓦礫の撤去。国家プロジェクトにこだわらず、東電の下請けとしてでも行う。
2)行動隊を含め、原発で働く人たちの健康管理の体制づくり
3) 中長期に渡る収束作業の国家プロジェクト化
ということだろうか。

「国家プロジェクトによる福島原発の暴発阻止」を謳い文句に始まったこのプロジェクトが、実際に現場を見てそれに見合った方向転換をしてくれたと思う。モニタリングは今、東電と九電力会社が5人一組くらいのチームで定期的に行っているらしい。これを行動隊がやろうというのだ。

「とにかく閉ざされた門をこじ開けて、風穴を開けてそれを大きくしていく」。こういうのは、私のように大きな組織であまり働いたことのないヒトだけが思うことかと思ったが、参加者から大きな拍手が湧いていた。

事故後4ヶ月がたち、5ヶ月になろうとしているのに、依然一企業に任せていていいはずがない。政治が混迷し、今の国会議員を当てにできない。だから健康管理や中長期プロジェクトの基礎をここで作れば、それがやがて国家プロジェクトに引き継がれるはずだと、私などは思ってしまう。

行動あるのみ!いくら素晴らしいアイデアを出しても実行できないのなら意味が無い。そのあたり、山田代表にブレはなく、頼りになるボスといった感じだ。長く生きてきて技術・経験のある人たちの一つ一つの言葉は重く、それをまとめて引っ張っていくのは大変なことだ。
でもリーダーが向かおうとしていることが納得のいくものであったら、私たち一般ピープルは喜んで協力できる。

まだまだ壁はあるだろうけど、「諦めない強さ」を私たちはなでしこジャパンに証明してもらった。福島原発行動隊は一歩づつ前進しています。今回の院内集会で、「やっぱり行動隊はやってくれる!」そう思いました。でもまだまだマンパワーも資金も必要です。これはと思った方は是非行動隊、あるいは賛助会員に参加しませんか?なんのコネクションもなく、一人でポンと院内集会に出かけていった私ですが、そのオープンさに、今では毎回参加しています。

院内集会はどなたでも参加自由です。予約も何も入りません。次回は8月11日11時から、参議院議員会館で開催されます。こちらにも是非足を運んでみてください。

福島原発暴発阻止行動プロジェクト改め 福島原発行動隊
Salyuは稀有な声を持ったシンガーだ。
今朝たまたま“to U”という曲をじっくり聴くことになった。
仕事に向かう朝の特急電車で、涙が溢れてきて、それを拭くのが恥ずかしかった。1回限りの感傷ではなく、聴くたびに涙腺が緩んだ。Salyuの声、桜井和寿のボーカルの素晴らしさはもちろんのこと、その詩にうたれた。今の私達をじっくりと励ましてくれる力強さとやさしさをもった歌だ。

瓦礫の街のきれいな花 健気に咲くその一輪を
からすことなく育てていけると誰が言い切れる
それでもこの小さな祈りを 空に向けて放ってみようよ
風船のように 色とりどりの祈り

原発のない、今とは違った優しい気持ちに満ちた日本を子どもたちにつないでいけたら、そんな思いがこの「瓦礫の街のきれいな花」に重なる。

簡単にはできないけれど、それでも一人ひとりの人たちが祈りを続けたら、未来を変えることができるかもしれない。

福島第一原発は今、一体どういう状況なのだろう。東電や原子力保安院、政府から出てくる情報は「実は・・・」とか訂正とかが多く、さすがに全く信じられなくなった。

311の震災直後、車の中で聞いたFM で「メルトダウンまで行く」ときいた時、見慣れた道がスーっと見知らぬ場所に変わるのを感じた。絶望的な気持ちになった。次々にテレビに出てくる“先生”たちはみな安全を口にしていたが、それを聞いてホッとしていた自分がいたことを否めない。

現在メルトスルーまでいっているとなると、冷やし続ける必要はあるが、安定的に冷やすことはできないらしい。空気、海、地下水が汚染されていき、それがどうなっていくのか誰も説明できず、小さな島国の私たちに逃げ場はない。

そんなフクシマを何とか止めよう、若い人よりも放射能に鈍感と言われる60歳以上の人たちで、というのが福島原発行動隊だ。そのリーダーである山田さんは、事故後すぐに立ち上がり、いろんな国会議員に会ったが、ただ一人話を聞いてくれたのが牧山ひろえ議員だったという。その後牧山議員を通じて、細野大臣や海江田大臣にもあったが、現時点で進展はないらしい。

山田さんの話では、いろいろ手続きがあり、時間がかかるらしい。20キロ圏内にはボランティアは入れないとか、放射線手帳がないと入れない、そのためにはこのプロジェクトを法人化しなければならない・・・。
「老人は気が短いんだ、早くしないとさめちまう」という集会参加者の言葉は本音だろう。

牧山議員の主催、参議院議員会館で開かれている中で、「国会議員は全く動いてくれない」といらだちを隠せない人も多かった。それに対して牧山議員は、「政治家の前に、世論を動かすことが必要。だから院内集会を開いてより多くの人に知ってもらう」と言った。結局は一般市民に行き着くか。

でもこれはこれで発奮材料になった。世論を高めることはフツーの人にもできるではないか。法律だ、手続きだと手まどうのを飛び越せるのは、人々の声だと思うのはナイーブすぎるだろうか?

とにかく、今は一刻も早くフクシマを何とかすることが第一だ。配管のトラブルに、水道工事のプロは地団駄踏んで悔しがっているのだ。「オレにやらせろ!」と。

私のこのブログを見てくださった方がそれぞれに発信してくださったら、大きな力になっていくと思うのです。
行動隊は原発・反原発というテーマには触れないといっています。とにかくフクシマを止めて、子どもたちに安全な社会を作ることを目的にしています。そのためには、より多くの行動隊、賛同者が必要です。この大事故を東電だけに任せておくのは無理でしょう。7月11日、12日に5人の代表が福島第一原発を訪れます。7月14日にはまた院内集会が開かれます。そのころには具体的に何が出来るのか明確になっているでしょう。

フクシマを収束させたい、そう思われた方は、どうぞ福島原発行動隊への参加・呼びかけをお願いします。

福島原発暴発阻止プロジェクト
Skilled Veterans Cops at the Fukushima-Daiichi Nuclear Power
同WEBサイトは日本語、英語の他、全14ヶ国語で訳されています。
原発反対の人たちはこんなにいるのだ!$原発について本気で考える時がきた-611脱原発デモ

午後2時の新宿公園は、雨上がりの緑が眩しく爽やかだ。以前なら大きな深呼吸をしてそのオゾンを胸いっぱいに吸い込んだろうけど、今は躊躇し、そしてできない。

こんな東京になるなんて、こんな日本になるなんて誰が想像しただろう。一見何も変わらない木々たちも汚染されている。

午前中の雨が心配されたが、行進が始まる頃には雨も上がった。振り向けば広場には沢山の人達が集まっていた。

公道に出ると驚くほどの警察官がいる。あんな引きつった顔を見てるとこっちがビビるよ。別に私ら暴徒じゃないんだから。「原発反対」って訴えるだけなのだ。

警察の車に先導されるというのもおかしな気がするが、それによって小さなグループに分けられて進んだ。私たちのまわりは静かに歩いているだけだったが、甲州街道に出た時、親友Mが「何か声に出しましょうよ」といって「原発反対!」のシュプレヒコールが始まった。皆初めて会った人たちばかりだけど、声を合わせてくれた。「原発反対」「原発やめろ」「子どもを守れ」「命を守れ」。今日のデモで伝えたい事はこの言葉に尽きるのだ。

土曜の午後の新宿はすでに人混みだったが、そこにデモ隊。それも警察の先導で信号を無視してラインを張っての道路横断だったりするからものすごい時間がかかった。もっとさっさと歩かせてくれれば一般車両や歩行者に迷惑をかけることもないだろうに。新宿駅のガード下から靖国通りを直進、伊勢丹の角から明治通りに折れ、南口の方まで行き、新宿アルタ前まで1時間かかった。

色々な立場の人達が集まっているけれど、未来のない原発に反対する気持ちは一つだ。ただ原発をやめてくれ、その想いだけだ。

原発を擁護する人は、福島を完璧に収束させてから言ってほしい。メルトスルーしたフクイチをどうすることもできない今、どれだけ汚染が進んでいるのか全くわからない。出される資料を信じる事もできない。疑心暗鬼で生きているのだ。この狭い日本に54機の原発、続く地震、報告される作られた安全神話。

私たちはもう仕方ないとしても、未来の子どもたちが世界で肩身の狭い思いをしないように、そして新鮮な空気をおもいっきり吸い込めるように、野菜でも魚でも牛乳でも安心して食べられるように、つないでいくのが今の大人の役目であり責任だと思う。一人の声は小さいけれど、一人でも多いほうがパワーになる。この日のデモが小さな点の一つであっても、やらないよりやったほうがいい。

611脱原発100万人アクションに参加した日本中の人の想いがどうかつうじますように。

東日本大震災からちょうど3ヶ月の6月11日、日本各地で原発反対のアクションが行われる。
6.11 脱原発100万人アクション

私は新宿のデモに参加するつもりだ。福島第一原発は収束どころか悪化の一途、おまけに第2原発の汚染水も海に流すとか!? 今日8日には福島第一の1号機と2号機の中央制御室が停電とか。またまた問題なしと報道されているけど、信じられるわけがない。

小出先生はいっている。「今までと違う世界に生きるしかないと思うしかない」と。信じたくないけどそういう日本になってしまったのだ。

だからせめて、原発はいらないんだという意思表示をしようではありませんか。このままズルズルと原発の稼働を許すのは後世の人たちに対してあまりに無責任だと思う。フクシマは取り返しが付かないから、次の事故が起こる前に、54機全て廃炉にしようではありませんか!