観た映画 2024年5月 | BTJJ

BTJJ

リハビリの為のタイピングブログ

■2024年5月に観た映画

14本(劇場、配信、レンタル、見直した作品を含む)(うち短編 1本)

 

・マッドマックス:フュリオサ (原題:Furiosa: A Mad Max Saga) - 3.5 (2024.5.31/中川コロナワールド)

監督 脚本:ジョージ・ミラー。2024年。

 

・デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章 - 3.6 (2024.5.27/イオンシネマワンダー)

監督:黒川智之。脚本:吉田玲子。原作:浅野いにお。2024年。

 

・関心領域 (原題:The Zone of Interest) - 3.5 (2024.5.24/ミッドランドシネマ名古屋空港)

監督 脚本:ジョナサン・グレイザー。原作:マーティン・エイミス。2023年。日本公開2024年。削ぎ落とされた描写でかなり置いてけぼりと食らってくしまった感が強い。鑑賞後に諸々、読んだり聞いたりしてなるほど...となったが、抑制が効きすぎ、クール過ぎて。2度目観るとかなり鑑賞後感は違いそう。

 

・青春18×2 君へと続く道 - 3.8 (2024.5.22/109シネマズ名古屋)

監督 脚本:藤井道人。原作:ジミー・ライ。2024年。作品の雰囲気にも監督作にも苦手意識があるのでパスするつもりだったが、評判を受け鑑賞。かなり普通に楽しめた。ツッコミ所は多くあるし、岩井俊二調もどうかとは思うが、とにかく主演の二人の存在感とそこに着いてくるお話だけで観る価値あるのでは。

 

・ありふれた教室 (原題:Das Lehrerzimmer) - 3.9 (2024.5.21/伏見ミリオン座)

監督 脚本:イルケル・チャタク。脚本:ヨハネス・ドゥンカー。2023年。日本公開2024年。これは面白かった。明確な答えが用意された結末ではないが、そこに至るまでの物語の積み上げが、非常にドライで突き放していて、ひたすらに地獄を魅せらせた。作品と直接関係は無いが、生きづらい世の中になって来たなぁ、、と何だか思った。

 

・ミセス クルナス vs. ジョージ W ブッシュ (原題:Rabiye Kurnaz vs. George W. Bush) - 3.5 (2024.5.21/伏見ミリオン座)

監督:アンドレアス・ドレーゼン。脚本:ライラ・シュティーラー。2022年。日本公開2024年。重い実話が下敷きであるが、映画自体は軽妙はタッチで描かれた。テンポも良く、ほぅほぅと思いながら観た。が、それ以上の感想は特に無く、映画としての出来はどうだったんだろうか...という感じ。

 

・湖の女たち - 3. (2024.5.20/イオンシネマワンダー)

監督 脚本:大森立嗣。原作:吉田修一。2024年。最後まで観ても結局なにを描きたかったのかが分からなさすぎた。端的に言ってつまらない。テンポも悪いし話が行ったり来たりでよくわからなかった。人は人を愛し続ける?ほんとにそんな話だったか?

 

・ミッシング - 3.7 (2024.5.17/小牧コロナワールド・5.24/ミッドランドシネマ名古屋空港)

監督 脚本:吉田恵輔。2024年。月並みだが、まずは石原さとみの憑依したかの様な熱演っぷりに驚く。救いがあるかの様にみせているが決してそうでは無く、今回の着地は監督の過去作に比べると非常に難しいなと感じた。原因を思うと、演技は良いがやはりそのトーンは違ったのかと最終的には感じた。

 

・不死身ラヴァーズ - (2024.5.13/109シネマズ名古屋)

監督 脚本:松居大悟。脚本大野敏哉。原作:高木ユーナ。2024年。はっきり言ってつまらなかった。最初から怪しかったけどそのまま最後までいってしまった。ファンなので分かるし言わせてもらうが、ダメな時の松居大悟パターン。せっかく「ちょっと〜」が良かったのにこれでは。。今年ワーストクラスかも。酷かった。

 

・胸騒ぎ (原題:Gæsterne) - 3.6 (2024.5.10/イオンシネマ名古屋茶屋)

監督 脚本:クリスチャン・タフドルップ。脚本:マッズ・タフドルップ。2022年。日本公開2024年。意外と面白いらしいという評価を頼りに観たら意外と面白かった(小泉構文)。ツッコミたくなるポイントもやたらと多く、どこから言っていいやらと思うが、ジャンル映画なのでそういうのは気にせず楽しめた。面白かった。

 

・悪は存在しない (洋題:Evil Does Not Exist) - 3.8 (2024.5.9/シネマスコーレ)

監督 脚本:濱口竜介。2024年。ラストに賛否あるのは非常によく分かる。確かに終盤手前まではめちゃくちゃ面白かった。個人的に、濱口作品は積み上げて積み上げて、それぞれの言葉や出来事が予想のつかない組み上がりをし最後に猛烈に感動すると思っているので、そういった部分は弱く感じた。

 

・DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン - (2024.5.7/庵野秀明展にて)

監督:庵野秀明。脚本:岡田斗司夫。1983年。

 

・マリウポリの20日間 (原題:20 Days in Mariupol) - (2024.5.7/伏見ミリオン座)

監督 脚本:ムスチスラフ・チェルノ。2023年。日本公開2024年。現実に起きていると信じがたい映像の連続に思わず身構える。映画としてどうかという部分での評価では無く、今こうして想像を絶する覚悟と危険を伴ってこの映像が世界に送られる事に重すぎる意味がある。絶対観た方が良い。

 

・水深ゼロメートルから - 3.4 (2024.5.5/イオンシネマ岡崎)

監督:山下敦弘。脚本 原作:中田夢花。原作:村端賢志。2024年。予告の「アルプススタンド〜」に釣られて観た。ラストの決意をカメラに収めないのであればこの話に一体何の意味があったのだろう。最後まで観て損した気分が凄い。「アルプススタンド〜」が良く出来ていたんだなと改めて思わされる一作。水泳部の子良い。