久美浜観光~
いつも宿泊している「古谷屋」さんから
歩いて5分。
「豪商 稲葉本家」
豪商 稲葉本家 – 豪商 稲葉本家 京都府京丹後市久美浜町3102 (inabahonke.com)
久美浜に足を踏み入れてからはや10年近くなろうとしてるのに
まったく知らなかった(笑)
稲葉本家は、織田信長家臣、美濃の稲葉一族の末裔と言われ、
この久美浜の地にて糀製造で得た富を背景に廻船業を営み、沿岸交易によって巨富を得、
付近諸藩の金融を独占するほどの豪商でした。
(HPより)
なんと無料で入れます
まあ…立派だこと
この梁をみるだけですごさがわかりますわ。
右の旗は「武者のぼり」
長男が誕生したら、そのお祝いに作られるものだそうで
有名な武将が描かれていることから
無病息災や立身出世を願って節句の時期に掲げられる幟。
これはあくまでも長男のみだそうです。
後に「鯉のぼり」に変遷していくんだとか。
左の大きな神棚も
船を扱う家では今と違って生死にかかわる度合いが大きいため
その無事を願う意味合いが今とは断然違っていたんだそうですよ。
こちらのお屋敷
いまは市に寄贈されてますが
つい最近まで末裔の方が管理されていたんだそうですよ!
などという説明を
こちらの支配人が説明してくれるのです。
めちゃくちゃお話上手なので、Boo♪とふたり質問しながら
あれこれ聞かせてもらいましたよ
何を聞いても答えてくれる…すごいですわ。
とにかく広い。
こんな遊びもできます。
「嫁入り籠」
ちょっと狭かったです
屏風も立派、飾りも豪華。
キリシタン灯篭
腰掛待合
さりげなくあちこちに花が飾られているのですが
どれもささやかで素敵でした。
あぁ…憧れの腰掛待合。
こんなん作ってくれる人いないかしら
しかもこんな眺めなのですよ。美しいわ~
こちらの豪商には
わたしの地元のお殿様 蜂須賀さんもいらっしゃったそうで
庭師を連れてきて整備させたそうな。
まさかこんなところも縁があるとは…おもしろいもんです。
邸内をウロウロ歩くだけでまぁまぁ楽しめる。
そして喫茶もありますのでちと休憩
欄間おもしろーい。
久美浜駅裏の山から稲葉家まで水を引いた水道がモチーフですって。
(それがぜんぶ自分の土地ってのもすごい)
四角いのも竹?
わざわざ四角くなるように枠をはめて竹を育てたとな!
お金持ちはやることが違うね~
牡丹餅&お抹茶
ほんのり温かくておいしゅうございました
すっかり堪能したので
こちらでお土産をあれこれ買って帰りましょう。
おくどさん跡がショップ(笑)
この曲線状になっているところも珍しいそうです。
王冠みたい
でもこれもこの蓋の上にしゃもじなどが置けるように考えられた
画期的なデザインだったそうです。
なんだか…いろいろ上手にアピールしてる。
お商売上手なんですなあ。
陶芸コーナーもありました。
お香づくり体験なんかもできるようです。
開館すぐに入館したときは”貸し切り”みたいに寂しい感じでしたが
時間が過ぎるにつれ
つぎつぎにお客さんが入ってきていて賑わってました。
徳島にも藍商人のお屋敷とかありますけど
こういう活気ある感じじゃない。
いかにうまく活用できるか…難しいもんですねぇ。
おすすめ上手な支配人に乗せられて
こちらであれこれ買ったものはまた後々ご紹介しますわ
ほんとに旅行に来ると財布のひもが緩みすぎる!
午前中いっぱい楽しみました。
帰り道「天橋立ワイナリー」に寄る。
天橋立ワイナリー【公式】 (amanohashidate.org)
ランチは簡単に。
でもこのパンがもっちもちでめちゃくちゃ美味しかった
行きも帰りもBoo♪が運転してくれて
わたしは横で乗ってるだけというラクチン旅行。
ほんとにありがたい限りです。
そしてBoo♪がいなければ、久美浜に来ることも一生なかったかも。
思えばいろんなところに連れてってくれてる友人だったわ。
ひさしぶりの旅行で
いろんなことを思い、考え、リラックスできた週末でした。