お寒うございます
大寒も過ぎたというのに…ひんやり寒い日が続いています。
今年はちょっと暖かい冬を感じていたせいか
急に寒くなると、調整がきかないのですわ。
やだやだ。
先週のお茶稽古
「唐物」
お社中の方を招いての初釜を今年は見送りました。
なぜなら大炉の炉開きをしようかと思っていたのです。
そうなると２ヶ月連続ということになるし
師匠やお社中の方の予定なんかもあるだろうから
どちらかにした方がいいだろうと勝手に判断してました。
なのですが
２月は他の予定が入ってしまい
それでも決行するか、どうするか…迷っております。
去年は「えーい、やっちゃえ」と決行。
というか、私のこれまでの人生ほぼこんな感じ
そろそろイキオイだけで突き進むのも考えた方がいいかしら、と
去年の年末にひとり反省会での結論になりましたからね。
今年はほどよく頑張るぐらいがいいような気がしてきました。
いろいろと揺れるお年頃でございます。
☆ コーデ ☆
真綿紬＆しゃれ袋帯
（激安リサイクルショップ）
めっちゃ寒い日だったので、こういう日にしか着られない
あったかいお着物にしました。
そして縦縞の紬となるとどうしても「粋」になっちゃう
合わせて買ったわけじゃないけど
帯がまたエエ具合におさまりました
こういうの大好き。
でも師匠からすると「地味」なんだけど(笑)
かろうじて髪のまとめ方だけは褒めてくださいました
さてさて
悲しいニュースがありました。
「セクシー田中さん」の作家の方がお亡くなりになったと
Yahoo!ニュースで見てびっくりした昨晩
なんともやるせない気持ちになっております。
もともと好きな漫画家さんでして
「砂時計」を読んで「Piece」は買おうかどうしようか迷って
「Bread & Butter 」は全巻購入。
そしてその流れで「セクシー田中さん」も読んで
とってもおもしろかったので即購入。
ベリーダンスを始めるきっかけのひとつになりました。
運動不足をずっと感じてたところに
漫画を読んで、徳島でもお教室はあるのかしら、と検索。
ちゃんとありました。
そしてそのベリーダンス教室の情報を追うこと１年。
たまたま地元（家から車で１０分）でも教室が開かれることを知り
「あ、これは始めるしかない、よし、始めよう！」
と門戸をたたいたのがちょうど去年の２月。
５０の手習い。
もともとダンスをしていたこともあって
なんとかなるかな、と思っていたのに
…独特の動きがびっくりするぐらいできないことが
逆にめちゃくちゃ楽しい
そして気づかぬ間に曲がっていた背筋をピンと伸ばす時間が心地よくて
週に１回ではありますが
ときどき仕事とか用事で休みつつも
そりゃもう楽しく続けられております。
自分の全身をイヤでも鏡で見据える作業もやはり必要なのだとひしひし感じ
おかげで体重は変わらなくてもちょびっと引き締まりました。
（姿勢が変わっただけかもしれんが）
今年は発表会に出ます。
ベリーダンス
それまでは漠然とした印象しか持っていなかったため
”腰を振る” 官能的な踊りでしかなかったのですが
ぜんぜん違うのです。
「セクシー田中さん」の中でも詳細に描かれています。
いざ自分がやってみたら、めちゃくちゃ筋肉使うし
己の身体の筋肉を思うままに動かす
とてもストイックな踊りだとも思います。
そういった部分もテレビを通して正確に伝えてほしい
なまじっか誤解されやすいものだから余計に
間違った情報を伝えないでほしいと思うようになりました。
そしてこの年で始めてみていいなあと思ったのは
裸足で踊るせいか
とても祈りに近いものを感じて
いまの年齢でも始めるのにぜんぜん遅くないのではないかと思えたこと。
そういう懐の広さがあるような気がします。
「セクシー田中さん」ドラマでは
原作の漫画にちゃんと流れが沿っていたので
そのあたりもしっかり描かれていて安心と思っていたけれど
…表に出るまでにいろいろあったのだなあ。
作家さんとは年がほぼ一緒なので
ホルモンバランスも乱れてただろうし
ささいなことでも神経質になったり
感情が抑えられなくなってしまう感覚も痛いほどわかる。
疲弊していた、とコメントにあったので
まったく余裕がない状況だったんだろうなあ。
他人事じゃない
漫画が完結されないのはほんとに寂しい。
「セクシー田中さん」効果で若い生徒さんも増えてきて
にぎやかになってきたな～と思ってた矢先のことで
なんともやるせない気持ちになっておりますが
新しい世界に飛び込むきっかけをせっかくもらったのだから
地道にベリーダンスをがんばりますわ。
始められてなかったら
いまだに
「運動しなきゃ～とは思ってるんだけどねえ」を繰り返し
結局なにも始めないままで
体力も落ちて、気力もそれに伴って落ちていたかも。
出会いに感謝
それにしても…
つくづくSMSからは離れようと思わせられますな。
便利なんだけどねえ。
うまく距離を保ちながらじゃないとダメだなぁ。