1月4日は中津川市の診療所で診察をすることになりました。

 

中津川といえば栗きんとんで有名ですが、隣町の恵那市も栗で有名だそうです。

 

名古屋市からは特急しなので行けば1時間以内で到着します。

 

そんな診療所でとってもとっても素晴らしい先生とご一緒に

 

診察をさせていただきました。

 

そこで一つ大きな決断をしました。

 

それまで私は女性を支えていきたいという思いがありました。

 

しかし、女性を支える診療科は非常にハードなスケジュールをこなさなければいけません。

 

自分がやりたいこととできることは違うということ。

 

自分ができないことをしっかり認識しまたそれを認めることで大きな一歩になりました。

 

なぜその後ろ髪をひかれるような思いが断ち切れたかというと、

 

昨日出会った医療界ではまさしく神と呼ばれる先生に出会いその先生が一つのヒントをくれたのです。

 

そのヒントとは

 

一人の患者さんを診察するとき、全人的あるいは全科的な見方が必要であること。

 

心と体をわけてみないこと、心身一如の気持ちを大事にすること、ということです。

 

それには患者さんをまるごと診るという精神がベースにあります。

 

また、都市部ではすぐに受診できても僻地ではすぐに受診できない場合がある。そんなとき、

 

腰痛は整形外科、結膜化出血は眼科などといっていたら間に合わないこともあります。

 

そういうケースも含め一人の患者さんを全人的に診て、的確に判断し急ぐ場合は応急処置をして専門科に送ることが求められます。

 

そこには非常に広い範囲の診断力とまた手技が求められます。

 

 

それも訓練すれば一定の水準を満たすことができると先生から教わりました。

 

本当に目からうろこでしたが、昔あった赤ひげ先生とは

そういうことを求められていたと思います。

 

これから昔のようなあかひげ先生を目指し、がんばろうと思いました。