明日は彼岸の入り。
昨夜の雨で、今日の彼岸花は生き生きと咲いています。
暦の行事の欄をみると「空の日」とあります。
１１０年前に、飛行船が東京の上空を一時間
滞空飛行をしたのが由来となっているそうです。
「空の日」
と見たときに、明日がお彼岸の日とあって
頭に浮かんだのは、
「色即是空」
色はこの世の中にある全ての事物や事象。
いずれは消えてゆくものに囚われて、
貪瞋痴（とんじんち）の煩悩に悩まされる・・・
勤行次第（ごんぎょうしだい）
には
懺悔文（さんげのもん）というのがあり、
我昔所造諸悪業 皆由無貪瞋痴
従身語意之所生 一切我今皆懺悔
（わたしたちが
貪り（むさぼり）と怒りと愚痴によって
作り出した、諸々の罪を悔い改めます。）
と書いてあります。
色・・・という文字を見ながら、
光と色・・・白と黒
そういえば、讃美歌３２６番にも
ひかり に あゆめ よ, さらば くらき
たにま を ゆく とも, やすく ぞ あらん
とか、聖書の
エペソ人への手紙/ 05章 14節
明らかにされたものは皆、光となるのである。
とかの十代の時に習った聖書の言葉も
思い出してきました。
光や白は善なるもの
闇や黒は悪なるもの
の括りで定着しています。
火と光（白）は精神的なもの 神や仏
水と闇（黒）は物質的なもの 悪
などにも配当します。
色々と妄想は広がります。
光の三原色と色の三原色があります。
光の三原色を混ぜると白に
色の三原色を混ぜると黒に
なるほど・・・
神の色を混ぜると白・・・無色・・・軽く天に昇る色
欲の色を混ぜると黒・・・重たく沈む色
白と黒のことが少しわかってきたような気がします。
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