土曜日のお昼にマンダラのお話があっていました。
日本にあるのは、１２００年ほど前に空海が留岳先の唐から
持ち帰ったものです。
密教に関係のない国でも、マンダラに似た構図のものが
存在していることから、
マンダラの図は人類に共通した心の深いところでの
共通性があるのではないかと言われているそうです。
ユングが心を病んでいた時に、絵絵を描くことをしていたそうですが、
その時の絵も
マンダラのような絵だったそうです。
マンダラの図の周りには、法具が描かれていますが、
これは、
法具によって結界を張り、魔の侵入を防いでいるそうです。
平成３年に高野山根本大塔修復落慶の時に戴いた、胎蔵界大日如来像です。
チベットのマンダラですが、マンダラの外には法具が描かれています。
三鈷杵・結界を張ると同時にお導きの働きもあります。
空海を高野山へと導いたのは、この三鈷杵です。
いつか、このお話も書きたいと思います。
そういえば空海さんも手に法具を持っておられますね。
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