今日は七赤金星の丙午の日。
初午には早いけれど、
早々に水道橋の稲荷神社へ行ってきました。
昔々、農民が、家畜と一緒に生活をしていたころ
厩舎には、
猿の頭蓋骨や手が箱に入れて置いてあったそうです。
馬の病気を猿が治す。
とか
猿が悪病神を祓ってくれる。
という、民間信仰からの慣習だったそうです。
馬は火の五行の生き物。猿は金気ですが、水の元。
水だけだと一瞬に蒸発して無くなってしまうので、
水源地の金気が重要だったのでしょう。
水剋火
それに、金気は
いるもの、いらないものを振り分けて、
不要なものを容赦なく取り払う五行です。
きっと中国の五行説から来ているのでしょうね。
稲荷神社の初午は、毎年2月の最初の午の日です。
宇賀の御魂の神が、
午の日に馬にのって降臨したことで、
午の日がご縁日になったそうです。
孫悟空のお話では、
竜王の八人の子供の末っ子龍神が
三蔵法師の乗っている馬を食べてしまいました。
怒った悟空が、竜王を懲らしめて降参させ、
白馬に変身させて
取経の旅の道中の三蔵法師の乗りものにした。
というお話です。
全国の馬と猿の関係を調べて本にした人がいるそうですよ。
捜して、読んでみたいと思います。
目的のお稲荷さんの次は、
大好きな猿田彦さんのお祀りしてある北野神社へ。
ここの社内神社には太田神社があります。
大田神社は猿田彦さんをお祀りしてある神社です。
なかなかいい雰囲気です。
このお社に、猿田彦さんが祀られる場合は、なんと
貧乏神様が祀られていたそうです。
その貧乏神様は、な、な、な、なんと弁財天のお姉様の
黒闇天女という神様・・・・・初めて聞きました。
そのいわれは
その土地に住む、貧しいけれども人柄のよいお武家さまの夢枕に
貧乏神様が顕れて、
「あまりにも居心地が良いので、ツイツイ長居してしまったが、
そろそろお暇したいと思う。私がこれからいうことを守って欲しい。
毎月、5，15，25の日にお赤飯と（もう一つは忘れました）〇〇を
備えて下さい。」
と言って立ち去ったそうです。
お武家さまが言われたとおりに律義に、お供えをしたところ、
みるみる裕福になったというお話が伝えられているそうです。
ここの神社の狛犬さん。
お乳を飲んでいる子獅子がいる狛犬さんも初めて見ました・
途中の後楽園遊園地も楽しそうでした。
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