今日は庚申の日。
庚申さんのお猿さんは、帝釈天のお使いですが、
私の中では神仏混交で、
帝釈天のお使いも、古事記の猿田彦も同じ感覚で受け取っています。
庚申の日は、人の身体に棲む三尸(さんし)の虫が、
その人が寝ている間に身体から抜け出して、
天帝にその人の犯した罪を天帝に報告にいくと言います。
帝釈天は罪の数だけその人の寿命を縮めるというので、
庚申の日には、庚申堂に集まって寝ずに一夜を過ごす
という風習が江戸時代にはあったそうです。
今も、その風習に倣って庚申講をしているところがあります。
私は、↓の巣鴨の猿田彦大神が大好きで庚申の日にはよく行きます。
下は、池尻大橋(世田谷区池尻2丁目23番地)
の庚申塔には可愛い赤いちゃんちゃんこを着て、
御幣を高々と掲げているお猿さんがいます。
とても可愛いお猿さんで、一生懸命に御幣を持っています。
周りの石塔をみると、「南無妙法蓮華経」と書いてありますので、
日蓮宗の管轄ではないかと思います。
(随分前に、財務省の地所と聞いたこともあります。)
日蓮宗には「松葉ヶ谷法難」といって、布教活動の折に、
浄土教信者らにより布教活動の拠点を焼き討ちされたという事件です。
日蓮がこの焼き討ちに遭う直前に、
山王権現の白い猿が顕れて日蓮を尾根伝いに岩窟へ案内し、
日蓮を救ったそうです。
また、日蓮が修行をしていた時に一飯のお布施もなく飢えていた時に、
白い猿が食べ物を持ってきてくれたこともあるそうです。
日蓮は、比叡山の山王権現で修行していたので、
山王権現の使者の白猿が守護してくれているのでしょうね。
逃げ延びた岩窟に猿畠山法性寺(えんぱくさんほっしょうじ)
というお寺が建立されています。
池尻のお猿さんは、日蓮に縁があるから「南無妙法蓮華経」の
お題目の横に立っておられるのだなぁと思いました。
とにかく可愛いです。
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