日々の生活の上で
助けてくれる人がいると凄く助かりますね。
四柱推命では、印星（印綬・偏印）という変通星が
本人（自分）を助ける働きをします。
必要なときに、必要に応じて助けてくれるのはいいのですが、
必要以上に過度に助けてくれると、
余計な手出しの有難迷惑な星になります。
この有難迷惑なことを、「母多くて子弱る」という云いかたをします。
母多くて子弱る
（援けが要らないのに印星が多い）
この場合は、生気（印星）を抑えるよりも、
同気で母の慈愛を分散する方がよい。
流木・・・木は水の援けを喜ぶが（生を恃むが）
水多ければ木漂う
落ち着かない、居着かない、不良、浮浪者
甲木の場合は浮木 乙木の場合は浮草
樵火・・・火は木の援けを喜ぶが（生を恃むが）
木多ければ火塞がる。（燻る。）
才能がくすぶる。
焦土（焼野原）・・・土は火の生を恃むが（援けを喜ぶが）
火多ければ土焦げる。
子が育たない。ものを育てられない。
埋金・・・金は土の生を恃むが（援けを喜ぶが）
土多ければ金埋まる。
金は自然と目立つもの。チャンスが埋もれる。
汚水・・・水は金の援けを喜ぶが（生を恃むが）
金多ければ水濁る。
考えが悪くなる。悪巧み。
印綬を母親としてみた場合は
母親の手が掛り過ぎて、子供の自立心が育たない。
印綬を理想とか、勉強・学問として見た場合は
理想が高すぎて、現実に適合できない、頭でっかちなど。
自分は何もしなくても、思う通りになるので我儘になる。
などの弊害が出てきます。
印綬が多い場合を印綬大過といいます。（印綬が三つ以上）
何事もほどほどが良いということです。
明日は、「子多くて母弱る」を書きます。
ジキタリス・・・薬草
民間療法ではジキタリスの薬草茶は風邪や打ち身に効くとして
用いられていたそうです。心不全の特効薬としても扱われていたそうです。
強い毒があるので、庭に咲いていたからと
摘み取ってお茶にしたり、葉を食べたりしない方がよさそうです。
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