四柱推命に天干同士の親しみあいと地支同士の親しみあいがあります。
干合 支合 のことです。
実際に鑑定をしていると、
目標がキチンと達成できる人とできない人の命式に
その差を見ることができます。
干合の場合は、干合しても、干合して化した干に根が無いと
気持ちはあってもなりきれなくて迷いやすいとか
支合をしたくても、両隣に合できる十二支が並立していて
右が良いか左が良いか迷ってどちらにも踏ん切りが
つかなくなって、
後々後悔するようなことが起こりやすいなどです。
例えば
日干が庚(金行)の場合
乙(木行)の天干が月干か時干にある場合は干合して
乙は金行にかわります。
この時に月支に金行の十二支(申酉戌)があれば
乙は潔く金行に変わって、木行の働き(考え方=仁)を棄て
金行の働き(考え方=義)に変われるのですが、
地支の十二支に金行が無い場合は、
気持ちには変わらなければいけないという思いは出てきますが
なかなか、そうはなれずに思い悩むようなところが出てきます。
支合の場合に両隣に合できる十二支がある場合は
右顧左眄(うこさべん)といって
右が良いか左が良いか両天秤に欠けて
タイミングを外し、どちらも逃がしてしまうようなことが
多くあるような人になります。
昨日の鑑定で、
絶対にこの人と結婚したいのだけれども
もしかして
もっと良い人が出てきたらどうしようと迷って
決断が着かないという方がいらっしゃいました。
口では、絶対にこの人とと
いっているので、普通ならその人一筋なはずなのに、
支合の支が右隣にも左隣りにもあるので
迷うこと頻りなのでしょう。