四柱推命では、日干の甲乙丙丁戊己庚辛壬癸の根があるかないかで、
社会への顕達度を計ります。
根がある=当令 根が無い失令
例えば、甲生れの人(日干が甲)が、生まれ年、生まれ月、生まれ日、
生れ時間の蔵干のどこに根があるかで、
宿命的な顕達度(成功度)を知ることができます。
しかし、これは必ずしも成功しますよ
とか
根が無いから成功しませんよということではありません。
当令している人は、失令している人よりも成功できる要素に
強さを持っているということです。
当令している人は、
目標へ向かって進む時に
少しの努力で目標に到達できるけれども
失令している人は、
目標到達の為にはかなりの努力が必要ということです。
当令(根)の強さは、
日干が地支に通根しているかいないかで決まります。
通根(根)の強さは下記の順です。
①月支 ②時支 ③日支 ④年支
(通根=蔵干に日干と同じ五行の支があることを
通根しているという)
★私は、お客様に対して説明する時は
通根している人に対して
大きなお船にドンと座って航海しているようなものだから
目標を決めて努力して進めば必ず到達出来る。
とか
運の良い時、悪い時があっても(大運や流年の吉凶)
焦らないで、目標へ向かえば到達できるので
何事も前向きにとらえて努力してください。
通根していない人に対しては
小さなお船に立って航海しているようなものだから
荒波が来たら振り落とされて、目標を見失ってしまいそう。
何があっても目標をきめたら、人一倍の努力をして
波にのまれて流されて無いように 。
頑張って下さい。苦労は多くても頑張れば
目標を手に入れることができますよ。
と説明しています。
勿論、対面での鑑定の時は、
努力するところのポイントや努力の仕方
努力の最も必要な時、我慢時
一気に前進した方が良い時なども
お話しています。