四柱推命はどこまで書いたか
・・・というくらい間が空いてしまいました。
自分の根っこ
四柱推命では、命式にパワーがあることを
根がある とか 根が無い という言い方をします。
根があるというのは
日干が 月支 時支 日支 年支に
通じているかいないかで判断します。
①日干の五行が月支蔵干に含まれている五行と同じ場合が
一番強い根になります。
月柱は社会性
②日干の五行が時支蔵干に含まれている五行と同じ場合も
根があるといい、月支の次に強い根となります。
時柱は晩年を表すところ。
ここに根があれば、途中どうであろうと、晩年の運勢は良い
ということです。
③日干の五行が日支蔵干に含まれている五行と同じ場合も
根があるといい、時支の次の強さです。
日柱は自分自身の強さ
④日干の五行が年支の蔵干に含まれている五行と同じ場合も
根がある。といいますが、無いよりもあった方が
少しはまし・・・と言うくらいの強さです。
年柱は親や祖先からの影響
大木が土に根っこを張って自生しているか
根っこが無いのに
形だけで、立っているかです。
当然、しっかり根付いているものは
少々の雨、風では倒れませんが
根のないものは、踏ん張りが利かず
雨風に朽ち果てたり
誰かが、寄りかかったとしたら、直ぐに倒れてしまいます。
根があるか無いかの見方
例:昭和17年5月24日:小沢一郎さんです。
生まれた日24日は5月の節入り後19日目の生まれです。
蔵干表により十二支の蔵干を出します。
昭和17年 壬 午 己 日干丁から午は建禄
5月 乙 巳 丙 ・・・・日干丁が月支巳に逢って帝旺
24日 丁 丑 己 日干丁から丑は墓
時間 不明
★日干は月支に帝旺です。
月支巳には戊庚丙と蔵干が含まれています。
その三つの蔵干の内の一つが、命式上に現れていれば、
透干といって、格に取ります。
格とはその人を表すものです。
印綬格であれば、上品で、学問や礼儀正しさを表すという
イメージの人。
例題では、巳の蔵干が、全く透干していません。
丁の日干は、月支に根があるので、社会で顕達できる人ですが、
腹の中にあるものが、全く外へ出ていないので
見ただけでは何を考えているかわからない人となります。
帝旺は十二運中で最も強い十二運です。強引に突き進むけれども
常に、権力の座から落ちるのが怖くて、普段から緊張しています。
丁火は用意周到と放縦さが入り乱れている五行です。
強引に行き過ぎて失敗ということが起こりやすい変通星です。