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フィトンチッドとは樹木が発散する揮発性物質のことです。
この揮発性物質を浴びることが森林浴です。
爽やかな木の香りや柔らかな空気。心身をリフレッシュしてくれます。
東京にはまだまだ森林浴を楽しめる場所が沢山あります。
木々たちにはケミカルコミュニケーション物質といって
お互いに伝達する物質を持っているそうです。
人間や動物は危険な時に、言葉や態度で知らせあうことができますが、
じっと同じ場所に立って逃げることができない植物達は
身を守る手段として揮発性物質を出すそうです。
その物質のことを総称してフィトンチッドというそうです。
ですから、フィトンチッドとは木の言葉です。
自分たちの身を守る働きをしている言葉です。
人間にとっても優さしい言葉で心身の蘇生をうながしてくれる言葉です。
森や林の中で、心を無にして耳を澄ませば
直感が働いて、樹木の話し声が聞こえてくるかもしれませんね。
曇りの日でも雨の日でも、いつでも森林の中では
おしゃべりが続いています。