まだまだ修行の足りない俗物なので、夫から誕生日プレゼントをもらうとなるとアクセサリーなんかが欲しいな・・・と思ってしまうのです。


結婚生活の長い先輩方によると、


「誕生日だからって何かプレゼントをもらうよりも外食に連れて行ってくれるほうがいいわあ」ということもあるそうで・・・。


また別の意見としては

「相手の懐具合もわかってるし、おねだりするのもなんとなく気が引けて・・家計管理もあるしねえ。」ということも聞きました。


そうだよな・・・。


今年の誕生日、相棒が「俺様が食事の用意をするから」と前日から張り切って買出しに行ってくれました。


イースターの時期でもあり、メニューは「子羊のロースト」。

Cちゃんも来てくれて、ケーキやらスナックやらを用意してくれました。


「誕生日やし、ハーブも生を使う」とローズマリーの束を自慢そうに見せた相棒、当日はキッチンに立てこもり、いや張り切って入って準備してくれたのです。

ああ、やれやれと出てきて「お茶入れて」のいつものひとこと・・・


すかさずCちゃんが、「あかん、今日は何もしたらあかんで。お茶も自分で用意させないと!!」と言うことで、当日は本当に何もしませんでした。


文字通り、上げ膳・据え膳。


たまに相棒が食事の用意をしてくれて、洗い物もするわ、ということはあります。

でも絶対に途中で


「ちょっと休憩」なんて言って、そのまま私がお茶を用意し・ついでに洗い物なんかも済ませることになるのがいつものこと・・・・。


でもこの日、本当に一日なーんにもしなくてよかったんです。


なーんて楽なんでしょ。


ただ、相棒は大変だったのか、「今日だけやで。」なんていい続けてました・・。


幼稚園の子供が、よく母の日とかお母さんの誕生日にプレゼントとして「お手伝い券」とか「肩たたき券」とかくれるって話がありますね。

お母さん、いろんな意味で嬉しいだろうなと思ったりしたのでした。


私はグレムリンから 「今日は騒がない券」 とか 「散らかさない券」とか欲しいな・・。

イースター休暇中はあんまりいいお天気じゃなかったです。


春の嵐、とでも言うにふさわしい私の感覚では台風なみの暴風に見舞われました。

近所の木も倒れたり枝が落ちたりしてました。


そして相棒のトラクターや庭仕事の道具を収納してある納屋の屋根が破れました・・・。

近くの大きな木があり、いつも気にしていたのですが、折れた枝が突き刺さって突き抜けてました。


トラクターがメインですが、横に大型バイクも格納してるのでバイクを愛する相棒としては無視するわけにはいきません。

イースターマンデーに屋根の修理です。


こういうときに手伝ってくれるF君はスキー旅行中、アテにならない私しかいません・・・。

工具は使えない・力はない。


とは言うもののできることはやりました。

何か取ってくるとか・どこか押さえてるとかね。


いっぱしに休憩にコーヒー飲んでお菓子を食べて(そこだけ一人前)とにかく穴の空いた屋根はふさがりました。


原因となった木の天辺にはマグパイというカササギが巣を作りかけだったんですが、驚くことにこちらは吹き飛ばされもせず、ちゃんとまだありました。

すごいわ。


イースター休暇が終わると同時に各スーパーで関連のお菓子やなんかが割引きになり始めました。

屋根の修理のお供に、ケーキをたくさん買ったので朝ごはんにもケーキ、なんていうことをやってます。

さすがにチョコレートはないけど。



魅惑の(私にとってだけど) グレムリンの後頭部 にキスするということがかなってしばらくたちます。


もともと鳥類の性質として頭上や自分のよく見えない背後からの接触は嫌がるのはわかっていました。

小さいヒナのころから育てた文鳥はともかくとして、たいがいの鳥たちは背後・頭上からの接触をとても嫌いますよね。

やっぱり捕食者が来る方向だからだろうと思います。


さて、グレムリン。


最初は背中をなでられることも・当然後頭部にキスされることも断固拒否でした。


ところが彼なりに「これはなんらかの愛情表現である」ということを学習したようです。

自分がカゴの中にいて、私が彼に注目していないといつのまにかカゴの角のところで例の


ブランコ立ち乗りポーズ。

で、背中をぐーんと伸ばしたりしながら振り返って「チュッ」とキスの音を出します。

私が気がつくまで・・・。


このポーズ、彼はもともとでんぐり返りをしたりして遊ぶのでもとからよくやってました。

でもやっぱり少しは大変らしい。

だって、段々クチバシが半開きになってきて目はいつも点目・・・。


点目、つまり光彩がキューっと絞られていて、黄色い目の真ん中に黒い小さい点がひとつあるだけの目・・・・。


カイゲンの風邪薬ででてきた風神そっくり・・・。

あるいは古い中国の絵にある竜の顔、というか・・・。


要するに「怖い顔」です。


遊んで欲しい、構って欲しいのアピールとしては強烈にインパクトが違う方向にあるような・・・。


そのまま無視していると、相棒が見かねて

「ほら、キスしてってアピールしてんで。すぐ行ったげないと。」と言います。

グレムリンと仲良くしたい彼がかわりに、っていうのはまず無理。

あっという間に普通の姿勢に戻って警戒態勢をとられてしまいます・・・。


まあこの後頭部キス・背中ナデナデは、ゆくゆく非常時のときにグレムリンを引っつかんでキャリーに・・・という訓練でも必要です。

なので、アピールがあればできるだけ応えるようにするのですが。


あれほど嫌がっていたのに、「これは愛情表現の一種らしい」ということがわかると、注目の欲しいときにひたすら続けます。

なんだか言ってしまいたい、


「あんた、ゲンキンやな・・・」

今日もひたすらアピールです。