無事カットしてもらった髪、以前と比べるとずいぶんと軽くなりました。

やっぱり自分で毛先をそろえるだけ、っていうのときちんと美容師さんに切ってもらったのとでは違いますね。

 

最初は短くすることに難色を示していた相棒も、「いいやんか」と褒めてくれました。

「これから定期的に通うようにしたら」とまで。

まあ、ご自分は私の意見では、「ダチョウの頭」ですから、バリカンできれいにピカピカになるように刈ればいいわけですから、自宅処理です。

ダチョウの頭、つまりヒョロヒョロした毛?羽毛??らしきものが数本生えてる。

あるいはひな鳥の頭?可愛く言えばね??

その分、嫁の私がお金を使わせていただくことにしようか・・・。

 

この新しい頭で買い物に行ったら、何やらやたらといろんな人に声をかけられるようになりました。

道を聞かれることから始まって、

マーケットで中東?の砂糖菓子のようなお菓子を売るおじさんから

「サービスしてあげるから買っていかない?」」と呼び止められたり。

やたらと試食をすすめられたり。

 

極めつけはドラッグストアで知らないおじさんから「そのカート、かっこいいねえ。日本製?」と言われたことでした。

腰を痛めてから相棒が「10キロもリュックで担いで歩くからや。自転車で行きなさいっていうても聞かへんし、こうなったらカートを買う」と買ってくれたのです。

 

キャリーバッグにコマのついてる、アレですよ。

CAさんが使っているような雰囲気の軽い商品ですが、仕事用じゃないのでちょっとお洒落なデザインです。

なぜ日本製と言われたか、私が日本人ってどうしてわかったんだろう???

と思いましたが、おじさんは「便利でお洒落なもの イコール 日本製」と思ったようです。

しばらくおしゃべりをしました。

(ちなみにカートはスペイン製です)

 

おじさんはどうやら近所の高齢者用のフラットに住んでいるようです。

 

やっぱり伸ばしっぱなしの怪しい教祖様よりも少し手を入れてもらったほうが話しやすいということなのでしょうか。

 

相棒には「髪の毛切って・新しいカートで買い物に行って・友達まで作って帰ってくるなんてすごいな」とか言われましたが。

気持ちの問題かな??

 

 

ある月曜日の午後、予約した美容室に向かいました。


美容室に行く前には必ず髪を洗ってから行くのですが、2日前にまたまた腰を痛めることがあり、もうキャンセルしようかというくらいだったのです。

(だって髪が洗えるかどうかわからないから)


それでも月曜日の朝になると、なんとか痛みもなくなったのでこれなら大丈夫かも、と支度して出かけたのでした。


まあね、超久しぶりの美容室ということもあってなんか妙に緊張したわけです。

なんかお見合いに行くときのような気分でしたわ。

なんというか、「向こうからキャンセルしてこないかな・・」なんていう期待??があったりとか。


お見合いに関しては義理ということもあったりしていろんなこともありますが、美容室はなんでなんですかね・・・。


まあとにかく、到着するとお店に入ってすぐに17,8歳くらいの若い女の子がさっそく近寄ってきました。

名前を言わずともすぐに「コートをお預かりします」「このガウンを着てください」と世話を焼いてくれます。


たぶん、指導員から「日本人だから」と聞いていたんでしょう、すぐに練習台が来たとわかったんだと思います。

この「怪しい宗教家」スタイルを見たらわかるかな。


なんと最初に案内されたのはシャンプー台!!

え、シャンプーまでしてくれるんですか??

日本では当たり前のようですが、私はイギリスの美容室(といっても一回しか行ったことないけど)で何も言わなくてもシャンプーしてもらえるなんて思ってもみませんでした。


「熱くないですか」「大丈夫ですか」という気遣いも久しぶりに感動した・・・。


その後、カット。

「ずいぶん伸びてますね」という言葉に「ええ、2年ぶりなんでね・・・」などといいながら「肩あたりまでの長さにしてください。でもまっすぐ切りそろえるんじゃなくて、こう、ななめに・・」と言葉を考えてると、


「レイヤーですね。わかりました。」・・・とはいうものの彼女、ちょっと緊張したように指導員のほうを見ます。

指導員の熟年女性、にこやかに「大丈夫よ!!」と。


いやあ、作業は丁寧そのもの。

真剣な表情でカットする彼女はなかなか上手です。

結局、13時30分の予約で仕上がったのは 3時ごろ、すぐに帰ればグレムリンと遊んであげられるくらいです。

(でもついでに買い物に行った・・・)


最後に指導員のお直しが入るものの、この卵さんはなかなか上手だなと思ったのでした。


ほっとしたように最後までしっかりとブローして乾かして(これにもびっくり!前の美容室はこれは別料金でしたわ)くれました。


支払いを済ませ、「ありがとう」というと嬉しそうに「どういたしまして」と返してくれました。

指導員の女性は私の肩をポンポンと叩いて「こっちこそ助かったわ。ありがとう」と言ってました。


この辺、年配の人が多いからかな、カットモデルなんてしようっていう酔狂な人はいないのかもしれません。

みんな「いつも○○さんにお願いしてるから」ってことなんですかね・・・。


背中の真ん中あたりまであった髪が肩までになり、すごく軽くなりました。


自分でカラーリングするにも扱いやすくなりました。

でも久しぶりの美容室はなかなか心地よく、いっそのことカラーリングもお願いしようかと検討中なのです・・・。

イギリス人美容師さんに当たると微妙、とかいう噂もあるけど。


でも今回、すごくよかったから賭けてみたい気がムクムクとしております。


グレムリンが肩にとまっても髪の毛が足にからまって困るということもなくなりました。




いつも通る道に美容室があります。

 

あるとき、ウィンドウに「月曜日のモデル募集中」の貼り紙を見つけました。

ここの美容師さん、コンテストにでも出場するのかな、と思っていたんです。

 

Cちゃんが教えてくれました。

「美容師の卵の練習台になる人、募集してるのよ。」と。

練習台になる代わりに、格安で施術してもらえるのです。

そりゃいいじゃない、渡英以来1回しか美容室に行ってなくて伸ばしっぱなしの私の髪は今や怪しい宗教家状態です。

 

背中の真ん中まで届くくらいの長さになり、毛先をそろえてはいるものの扱いにも困るようになりました。

くわえて硬水の影響で毛先を中心にバサバサ・・・・ガーン

ブラッシングしてもあんまり手入れが行き届いているようには見えません。

とにかく傷んでいる部分をばっさりと切ってもらいたいと思いました。

 

思い切ってお店に行って問い合わせてみるとカットのみで5ポンド、毛染めも20ポンドということ。

雰囲気がすごくレトロな「サロン」です。

さっそく申し込みました。

久しぶりの美容室、ワクワクしながら予約の日を待ってました。

相棒は自分の髪の毛でもないのに、「短くすんの?長いほうがいいんとちゃう?」などとゴネテましたが、自分で扱えないからにはなんとかしないといけないからね。

 

予約時間はグレムリンの遊び時間と重なってしまいましたが、とにかく楽しみに出かけたのです・・・。  つづくぶちゅー