相棒は「俺様は天才」と自負している幸せ者です。


自分が天才と思って生きている人は世の中つまらないと考えそうです。

でも相棒を見ているとそうでもないかなと思います。


「俺様って天才だからここまでできる。」と考えて生きるのも悪くない?

まあ、常に上から目線です。

しかもどんだけ高いところにいらっしゃるのかわからない。


でもそんな相棒も取るに足らない私に足元をすくわれることがあるのです。


イギリスで、というかうちが買っているバターは箱入りではありません。

日本のバターで考えると、箱の中身の包み紙の状態で売ってる感じ。


それでうちではタッパに入れて保管してます。


このタッパ、私が日本から持参した「日本製にこだわったもの」です。

(別にどこでもよさそうだけど)


フタの両側に溝がついてます。

片側に1本、もう片方に2本。


溝に合わせてフタをするとぴっちり密閉されて保存容器。

そのまま電子レンジにかけるなら溝にあわさず、反対にしてフタをする。

するとフタはきっちりしまらないからレンジにかけたときの蒸気が逃げます。


今や日本では常識ですよね。


相棒、ある日バターのタッパを閉めながら、

「この容器な、こうやって溝をあわせるときっちり閉まんねん。

ずれてると閉まらない。いい加減なデザインやな。」と言いました。


それで、使い方をきちんと説明してあげました・・・。


「えええ!すごいデザインやな!!

そうか、そうやんな。納得!!

これって日本製??」


相棒、かなり衝撃をうけたようです。


ちなみにイギリスのタッパも今やお弁当箱がわりに使ってオフィスでチンする人がいるからか同じようなものがあります。


知らんかったのは、野生児の相棒だけでしょう。


「文明社会にようこそ。」と歓迎してあげました。


けどね、このタッパもグレムリンにはかないません。

ビスケットなんか入れとくと、勝手に開けて食べ放題をしようとします。

鍵、かけたいな・・・

最近私がお気に入りの朝食は「ミューズリー」です。

別に流行の最先端を走っている?わけではないのですが、単純にお気に入り。


グラノーラは最初は美味しいけど、ちょっとしつこいかなということもあって何かいいものないかな・・と探していて行き当たりました。


食べていると当然横でグレムリンが「ちょうだいちょうだい」をアピールするので、ドライフルーツを進呈します。


ミューズリーのいいところは砂糖やシロップが入っていないので、一緒にはいっているドライフルーツの甘みやナッツの香ばしさを楽しみながら食べる、ということだと思うんです。


ところがグレムリンはオーツ麦は「いらん」。

いい具合にふやかったドライフルーツは「これは食べる」わけです。


食べていると横から「ちょうだい、分け前もらっていない可哀想な幼子」アピールをするので、あげるわけですが、「幼子」のわりに食べるのは早い!!


次々欲しがる、次々あげる、で私が食べるミューズリーは甘みの無い・味の乏しい状態になるわけです・・・。

美味しくないやん!!!!!


グレムリン専用のエサはサフラワーのタネが入ってたりするところが違うだけで私のミューズリーと同じ感じです。

(自分の、食べてよ。)

むしろ市販のミューズリーよりたくさんドライフルーツがいろいろ入ってます。


グレムリンが私のミューズリーを食べるなら私がグレムリンの「ローサンフラワーダイエット」(ヨウムスペシャル)を食べたい。


当然、「ボクの食べ物、あげないよ!!」と威嚇されますが・・。


なんだか理不尽だ。

相棒が会社からの研修で、モスク・ヒンドゥー教寺院・シナゴーグなどを訪れて、各宗教に対する理解を深める、とかなんとかいうプログラムに参加しました。


相棒いわく、各寺院はホームレスや高齢者のために「特にその宗教の信者でなくても食事を提供する」習慣があるそうです。

食べたから改宗しなさい、ということもなく、地域に奉仕する意味で「困っている人には食事を提供しますよ。」ということなのだとか。


学生時代、教会メンバーの友人から誘われてグループで遊びに行ったらいっぱい食べさせてくれたうえ、「いつでもおいで。信者じゃなくてもいいんだから。」とまで言ってくれたというからすごいですね。

でもやっぱり「ご飯食べにだけ行くのは申し訳ないからそのとき以来行ってない。」となったそうです。

やっぱりね、悪いですもんね。


そんなことを言っていて、ある宗教では完全に動物関連の食材は使わない、ベジタリアンじゃなくてもっと牛乳もチーズも食べない、というものがあるという話になりました。


私、「あー、聞いたことある。ペイガンだっけ??」

相棒 「いや、ヴィーガンだよ。ヴィーガンは動物関連は一切食べないけど、ペイガンになると食べられちゃうよ」と言われました。


ペイガンはキリスト教から見た異教徒だそうで、自然崇拝・多神教の宗教を意味しているとか。

必ずしも食人の習慣があるとは限りませんが、ヨーロッパで言えばケルトなんかもこういう扱いなんですね・・・。


私たちはそれぞれの宗教に対して強い肯定も否定もしませんが、うっかりヴィーガンの人に、


「ペイガンなんですね?」って言ったら相当バツの悪い雰囲気になるところでした。

うろ覚えの言葉はやっぱり難しいです。