相棒が体調を崩してしまいました。

今まで病院とはまったく縁の無い生活をしていたため、自分の体力を過信していたようです。


入院という事態になり、私も慌てましたが、とにかく今は落ち着いています。


イギリスの医療は基本無料ということもあって、ムダにお医者に行く人も多いそうで相当の順番待ちを覚悟していました。

でも、今回そういうこともなくあっというまにコトが進みました。


最初に対応してくれたお医者様もとても親切で助かりました。


看護師さんや病院のスタッフの方々もきちんとした英語を話すので外国人の私にもありがたかった・・・。


ところでびっくりしたのは病院食の豪華さ。無料ですよ。

なのに前菜・メイン・デザートが選べるのですよ!!!しかも、種類も豊富。なんとフィッシュアンドチップスまで登場してます。いや、病人が食べるのに????


相棒によると味付けは控え目だそうですが・・・。

しかもコーヒー・紅茶のワゴンサービスまであるんです。無料なのに。こりゃあ財政が破綻するのもわかるわ・・・。


グレムリンはこの間「ほったらかし」。餌と水だけ確保して運転のできない私はF君に頼んで病院と自宅アパートを往復するのみでした。

ほったらかしにされたグレムリンは非常に不満だらけのようで、今私の手には血豆とカサブタが花盛りです。

ちょっと目を離したスキにパソコンのキーボードが3割ほど破壊されていたりしました。

以前は吐き戻しのプレゼントをよくもらっていましたが、最近はプレゼントはおろか、ダンスの披露もありません。かわいそうなことをしました。


今年はクリスマスもまともにできるかどうかわかりませんが、グレムリンに何かいいものを探してあげたいと思います。


病院はクリスマスも新年も関係ないそうで・・・。


不思議なことに看護師さんはゲイの方が多かったです。物腰が丁寧でやわらかく、親切なので私にはありがたかったんですが。


実際、看護の仕事は動けない患者さんの補助とか力仕事の面もありますよね。同時に細やかな気遣いも必要だし、ある意味納得しました。


ハロウィンが近づいてきたからでしょうか、テレビでホラー映画を放送することが多くなりました。

もともと「怖いもの見たさ」が強い私、ホラー映画は見るのスキです。


相棒と「今日は面白いテレビ(番組)ないね。」というときにインターネットの映画配信サービスを利用したりすることがあります。


ふたりとも好きなので、アクションとかスリラーとか観たりすることが多いのですが、私としてはロマンスとか時代ものとかも観たいんですよね。

そしてそこに当然ホラーのカテゴリーもあったりします。


「ホラー映画観たいよ。」といったら「トイレに行けなくなるくせに、あかん。」と言われるのですが・・・。


昨日は運よく?観ていた映画のすぐ次にホラー映画の放送がテレビでありました。


邦題はなんというのでしょう、わかりませんが,"Woman in Black"とかいう題名です。

あのハリー・ポッターのハリー少年役、ダニエル・ラドクリフが主演でした。

ハリー・ポッターのときはいくつだったんでしょうね、この映画では3歳くらいの男の子の父親役でした。


出産で妻を亡くし、傷心の弁護士?行政書士?役だったんです。


映画のあらすじはだいたいで・・・。


ダニエル君、ある地方のお屋敷売却のための書類確認に趣きます。

そのお屋敷は幽霊が出る、といわくつきでしかも村人の子供達が原因不明の事故で何人も亡くなっているという不気味なところ。


詳細は省きます。とにかく、そのお屋敷にいた女性が幼い息子を亡くし、傷心から幽霊となり村人の子供を取り付いて殺してしまうようになったようでした。

沼地で無くなった女性の息子の遺体は見つかっていません。


で、ダニエル君が奮闘し最後には女性とその息子の魂が一緒になれるようにします。

霊感のある人に自分の息子も狙われている、と忠告を受けたからです。


最後、女性の霊に息子を返したからメデタシ・メデタシで終わるはずが自分の息子が電車の線路に飛び出し、助けようとしたダニエル君ともども亡くなってしまう、ということで映画が終わりました。やっぱりあかんかったんか、と思ったものの妙に納得がいきません。


横で居眠りをしていた相棒をたたき起こし、「最近のホラー映画って納得できへんわ。これ、せっかくダニエルが幽霊の望みをかなえたのに、結局殺されるって不公平とちゃう?」とクレームをつけたのでした。


眠いところを起こされた相棒、落ち着いて「それはな、霊の恩返しやで。ダニエルも息子も奥さん(お母さん)を恋しがって立ち直ってなかったやろ。だから家族みんな一緒にあの世で暮らせるようにしたんや。」と一言。


あ、そうやったんや。そういわれたら納得するわ・・・。


ということで物事はいろんな方向からみたほうがいいね、ということを学んだのでした。



バイクの好きな相棒は愛車もバイク。当然のことでしょうか。

ホンダのクルージングバイクは後ろで運ばれる?私もはっきりとわかるほど音も静かです。


まだグレムリンを乗せたことはありませんが、リュック型のキャリーなら可能かも。と検討中。


ただ、ちょっとした買い物とかに出かけるのは大きなバイクではなく、ホンダのカブを愛用。

経済的だし、何よりもタフだしどんな扱いをしてもエンジンは作動。信頼できるからです。


カブ、といえば私の中では「郵便屋さんのバイク」とか「近所のおじさんが鍬とかを乗せて田んぼにいくバイク」などと「働くバイク」のイメージしかありませんでした。


ところが、イギリスではカブはなかなかの人気です。

日本なら座席は基本、一つですがこちらは二人乗りができるようにシートが大きい。その分、荷台がなくてシートの後ろにキャリアボックスを積んでいるパターンが多いです。色は赤。


ホンダがカブの生産をやめて新型に切り替えたそうで?日本製の「カブ」は貴重品となりつつあります。状態のよいものはお金を積んででも欲しい、という人も多いです。


こちらではバイクの愛好者・スクーターの愛好者と結構大きな団体がいます。

お互いは「女々しい」だの「行儀の悪い人間の集まり」だの、ちょっとした反目もあるよう??


ところが「カブ」は別格です。


スクーター愛好会の集会?にカブで出会ったことがありますが、みんなニコニコと挨拶してくれました。「カブ」はスクーターの一員にもなれる???

一方で、ツーリング中のバイク集団も「カブ」乗りには挨拶してくれます。

「最初に免許とってから乗ったの、カブやってん。懐かしい。」「前に持ってたの、売った。今でも後悔してる。」なんていう人がたくさんいます。


うちのカブもスタンドで給油中に「今すぐ現金で20万なら払える。売ってください。」という申し出がありました。20年ものの中古なんですけどね。

相棒と私、二人乗りしたらサーカスの クマと狸の芸披露。みたいです・・・。

しかも、私のヘルメットはピンク。ゴーグルつけたら桃レンジャーみたい・・・。

目撃者の皆様に笑顔をふりまきながら????出かけていました。


そんなカブ、我が家の愛用車だったのに・・・。


ある真夜中、玄関のブザーが鳴って近所の人が「お宅のバイクが燃えてます。」と知らせてくれました。慌てて相棒が出てみると、アパートの裏道横の生垣にできてしまったくぐり穴(メンドクサガリの人がコンビニに行くために勝手に抜け道をつくってしまった)付近で、我が家の愛車が燃えているではありませんか。


どうやらアパート駐車場に停めてあるカブを数人で運び去り(音がしないように)盗もうとしたらしい。ところが生垣はちょっと道よりも高いためにさすがに持ち上げきれなかったようで、証拠隠滅のためか腹いせか、火をつけられたのでした。


発見が早かったから、座席と風除けの大部分が燃えたものの、エンジンなどのポイントは無事でした。この日は工場の爆発・炎上という事故もあり、地元警察・消防署とも総動員で大変だったんです。うちの捜査は後回しになりました。


後日やってきた警官は、「ダメージがひどくて指紋採取もできません。」とつれない返事。

バイク盗難未遂くらいだときちんと捜査してもらえないようです・・・。


保険はありますが、申請すると「バイクスクラップにしますから。」と言われるのがオチ。

相棒のお気に入りのホンダカブ、部品を取り寄せて修理することになりました。


カブのいいところは、部品はいつでも・どこでも手に入るところでしょうか。それがせめてもの救いです。


クルージングバイクは納屋にいれているので無傷です。まあ、大きいので盗むのも大変ですが。


すんでのところで「盗まれまい」と踏ん張ってくれたかのようなカブ、(実際は大きなカギをつけていました)可哀想でなりません。働き者にもっときちんとした扱いをしてあげればよかった。


修理がすんだら各部屋専用の物置に場所をつくって管理する予定です。