身体は小さいけれど

同じアフリカンのボタンインコなら

グレムリンともうまくやれるかと思いました。

 

どのコに来てもらおうかと

見ていると・・・

2羽仲良く寄り添ったり

禽舎の中で飛び回ったりして遊んでます。

 

可愛いなあ・・・ってあれ??

ボタンインコは

英名で ラブバード ということを

思い出しました。

 

あかん・・・

一羽飼いなんてしたら

ものすごいストレスを与えてしまう・・。

 

禽舎の前で逡巡する私に耳に

いきなりカナリアのさえずりが

飛び込んできたのです。

 

ボタンインコの禽舎の隣は

カナリアの禽舎でした。

 

たくさんのカナリアが飛び回っている中で

様々なインコたちの叫び声にも

自分の目の前にドーンと立ってる見知らぬ私にも

動じることなく歌い出した鳥、

それが ギズモ でした。

 

あ、この度胸、これならいい

このコに決めた!!!

 

もともとカナリアも候補だったし

雌雄は問わない、と思っていたけど

やっぱりちょっと歌ってくれるのは魅力・・・。

そして何より

知らない人間もインコ達の大騒ぎも

全く平気な態度が気に入った!!

 

よく似た羽色のカナリアがたくさんいますから、

今歌っているこのコの顔をよ〜く見て覚えます。

目の周りの濃い舞台化粧のような茶色の縁取り、

これを覚えて・・・。

 

すぐに禽舎から

ショップのほうに戻って

「カナリアが欲しいんですが。」

と言うと、

「ちょっと待ってくださいね。」と担当の人が

捕獲用の網を持って現れました。

 

どの鳥でもいいですか、と聞いてくれたので

あそこにいるあのコが欲しいです。とギズモを指名・・・

はいいけど、普段お世話をしてくれるとはいえ

網を持った人間の登場に大騒ぎで飛び回るカナリアたち。

 

せっかく見つけたギズモを見逃すまいと

色はこんなで、あ、今あっちに行った・・・

必死に見てる私の横で

CちゃんのパートナーであるR君も0

落ち着いた声で「今、後ろにいます。」

「戸口の上にいます。」と的確に知らせてくれました。

 

5,6分だったでしょうか。

ようやく網に入ったギズモ。

人差し指と中指の間に頭を入れるきちんとした保定で

このコですね、と顔を見せてもらいました。

 

飼育セット一式頂きます、とお願いし、

当分のフードとおすすめの大きさのケージ一緒にお買い上げ。

 

寄り道せずにすぐに帰ったほうがいい、

とショップの方にアドバイスをもらい

まっすぐ帰宅して

ギズモはとうとう うちのコ になったのでした。