私が勝手に「不倫疑惑」を掛けていたマグパイ(カササギ)夫婦。
(たぶん)成熟した雄と若いメスのカップルが
我が家に毎日訪問している夫婦です。
最近は見慣れない第3のカササギが加わり、
どうも雄同士で追い払い合っている、というのが私の不倫疑惑の原因。
雄が雌を常にかばっているような微笑ましい夫婦だったので
おかしな具合にならなきゃいいがなあ、なんて見ていました。
ところが昨日。
パサ、パサ、カタカタカタという音にふと外を見ると
4羽のカササギがパテオを飛び回っています。
パテオに置いてあるテーブル・イスの上、
コンポストのコンテナの上(ドラム缶大)、
植木鉢の上や間・・・
2羽は合間合間に撒いてあるミールワームをついばみ、
他の2羽は相手を追いかけ回し合っている。
たまにイスやテーブルの下に隠れたり飛び出したり。
あきらかに2羽は喧嘩してます。
でも、ヒラリヒラリと飛び回る様子はなかなか優雅。
私に絵心があれば、花鳥画として「踊るカササギとアザミ」
とか「舞うカササギの夫婦」(いや、本当はきっと夫同士)
とかできるのにね。
私が見知っている鳥の喧嘩といえば、
鶏
文鳥
カナリア
雀
鳩
白鳥
カラス
後は グレムリン対私・・・。
みんな本気の「喧嘩」なんですが、カナリアの喧嘩は優雅でした。
基本、歌合戦。
一番怖いのは白鳥。
ブォ〜 ブォ〜 というような蒸気機関車真っ青の音を立てて
かなり強烈な噛み付き合いで見てるほうが逃げたい。
(実際に私は逃げました、怖かったから)
文鳥と雀は取っ組み合いでわかりやすいし
勇壮なのは鶏・・いや、喧嘩見物の話じゃありませんでした。
とにかくカササギの喧嘩は結構優雅です、というお話でした。
私の下世話な不倫疑惑のことも
新登場のカップルの夫のほうが「どうやらいい餌場があるみたい」
と偵察に来てたんでしょう。
それをオリジナルカップルが応戦してたんでしょうね・・・。
風流を解するのに苦労する私は
「花の間で遊ぶ鳥達」というようなテーマの絵は
本当は鳥の喧嘩を描いたものではないだろうか・・・と
考え始めてます。